私が思っている小規模から中規模向けのTeeda開発ポリシーです。 大規模はそもそもSAStrutsを(あわわ) 前提の前提 オフィシャルサイトの『現場で役立つ実践Teeda』(http://teeda.seasar.org/ja/presentations.html)が標準的な開発環境をきれいに記述しているドキュメントになります。 全体的にここのプレゼンテーション資料は非常に質が高いので、すべて目を通しましょう! 前提 データベース周りの処理はDBAが担当、ロジックはロジック専用の人が担当、画面は画面専用の人が担当っていう階層わけした開発用ではありません。機能ごとでの分担を前提としています。 また、デザインパターンを意識しないでいます。そもそもデザインパターンは作っていて問題がでたから導入する流れが好ましいと思っているので、無駄に複雑なデザインパターンありきで実装をするのもどうかと思ってい
例えば会員情報の性別や血液型のように、データベースに定数項を格納する際にコード値(数値)を使う事が多いんだけど、設計書でコード値の対応付け(男性が1で女性が2など)を決めていたとしても、コーディング上も間違いやすく、入力画面を作る際にも対応付けが面倒臭かったりする。そこで、列挙型(Enum)を使用して間違いの起こりにくそうな方法を考える。 サンプルの概要 会員情報を画面から入力し、データベースに格納するような例を考える。今回は動作サンプルなんで、会員情報に含まれる情報は名前と血液型のみとする。 入力はWebでおこない、名前をテキストフィールドで、血液型をプルダウン(セレクトボックス)で入力する。Web側のフレームワークにはStruts 1.3 + S2Struts + Mayaaを使用する。 入力した値はデータベースの会員情報テーブルに格納する。名前はvarcharのカラム、血液型はコード
Teedaでlabel.properties ファイル内に value1=ほげほげ のように書いたラベルの値をどうすれば取得できるのだろうか? label.properties はサブアプリケーションごとやwebパッケージ直下など複数存在する。そのためプロパティファイル内のラベル値の取得は容易ではない。 LabelHelper を使えば、label.properties からラベルの値を簡単に取得できる。 使い方は、まず、LabelHelper をDIする。次に、LabelHelperオブジェクトのgetLabelValueメソッドの引数にプロパティ名の文字列を渡せばよい。 サンプルコード: package sample.web.aaa; import org.seasar.framework.container.annotation.tiger.Binding; import org.s
S2におけるAOP(S2AOP) 続いて、S2によるAOPをどのようにして行えばよいかについて見ていきましょう。 AOPを行うツールには、AspectJやSpringなどがありますが、アスペクトをどのようにしてウィービングするかによって、大きく2つのタイプに分けることができるでしょう。1つは、AspectJのようにアスペクトを別のクラスとして作成しておいて、ウィービングを一括して行うタイプです。そしてもう1つは、アスペクトをインターセプタ(Interceptor)として作成しておき、DIコンテナでインスタンスを生成する際にこれをウィービングするタイプです。S2やSpringはこちらのタイプに分けることができます。 S2では、よく利用されると思われるアスペクトがあらかじめ既製のインターセプタとして用意されています。その一覧を表1に掲げます。S2におけるインターセプタを用いたアスペクトは、基本
Seasarでは命名規約に則ったクラス名のクラスのインスタンスを、同名のフィールドにインジェクションしてくれる機能があります。 public class SampleService { /** DIコンテナがインジェクションしてくれるフィールド */ public HogeLogic hogeLogic; public void exec() { // メソッド中はインスタンスフィールドにインジェクションされる前提でコードを書く this.hogeLogic.hoge(); } } これは命名規約を理解して使っている分には便利なのですが、Eclipseのリファクタリング機能などで クラス名をリネームすると突如動かなくなることがあるので注意が必要です。 上記例で、HogeLogicをPiyoLogicにリネームするとしましょう。HogeLogicのクラス名を選択して、Refactor → r
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