gooニュース×Voice連携企画 話題のテーマに賛否両論! 派遣切り・ロスジェネを見捨てるツケ(楠正憲・国際大学GLOCOM客員研究員) 問題は内定取り消しではない 経済危機を受けて、昨年後半から派遣切りや新卒者の内定取り消しが止まらない。 2008年10月から2009年3月の半年で、非正規雇用の雇い止めや中途解除で職を失う人々は8万5000人に上る。新卒学生の内定取り消しも769人に達する。 この年越し、日比谷公園で派遣の契約打ち切りなどで居場所を失った人々に食住を提供する「年越し派遣村」には予想を上回る500人以上が集まった。働き盛りの30代から40代が半分を超えたのは、バブル後の就職氷河期に就職に失敗した世代が派遣労働に流れ込み、経済危機で切り捨てられたからだ。若者を切り捨てる国に未来はない。 じつは経済危機以前から、2006年に偽装請負問題が発覚した際に、請負から派遣に切り替えら
ひとつのテーマを二人の論者が違った視点からアプローチして、その本質に切り込むgooニュース×Voice連携企画「話題のテーマに賛否両論!」。今月のテーマは婚活です。 婚活・そもそも結婚自体に価値がない(藤井亮・ブロガー) 醸成された「軽い」結婚観 「婚活」という言葉は、二○○八年春に社会学者の山田昌弘氏とフリーライターの白河桃子氏によって提唱されて以来、同年秋から冬にかけて女性ファッション誌などが特集を組み、マスメディアなどがキャッチーなキーワードとして取り上げたこともあり、爆発的な広がりを見せている。少子化問題の解決策として期待する声すらある。だが、そもそも結婚をゴールに設定している時点で私には「古い」としか思えない。 結婚という選択肢をあえて選ばない、結婚することにメリットを感じない、という層が男女とも確実に増えているように思える。恋愛やライフスタイルが多様化しているにもかかわらず、「
派遣切り・「社会が悪い」は本末転倒(上) 2009年2月16日(月)09:45 gooニュース×Voice連携企画 話題のテーマに賛否両論! 派遣切り・「社会が悪い」は本末転倒(奥谷禮子・人材派遣会社ザ・アール社長) 坂本政務官の言葉は正論 金融危機の影響を受けて名だたる日本企業が赤字に転落し、「派遣切り」のニュースが世間を賑わわせている。しかし、その報道姿勢はまったくおかしい。かわいそうと煽り立てるだけで、彼らを「被害者」として持ち上げている。 「派遣社員」とは要するに契約社員のことで、かつてから季節工や期間工と呼ばれる存在であった。そして、その契約期間がいつ終わるかは、契約を結ぶ初めの段階から明らかになっている。 そこで契約更新にならない可能性が少しでもあるならば、契約社員を続けながら、不測の事態に備えておくべきではなかったか。たとえば、しっかり貯金をする。「お金が
親も成長する時代:大江 弘(PHP総合研究所 教育研究部長) 2008年8月22日(金)15:32 なぜ「親学」なのか 昨年4月、教育再生会議は親学に関する緊急提言を発表するとの方針を打ち出した。「母乳で育児」「早寝早起き朝ごはんの励行」などの提言は、新聞紙上で大きく取り上げられ、世論は親学という耳慣れない言葉に戸惑いつつ、"家庭内にまで指針を出すのか"という反対派と"やはり親教育が必要"とする賛成派に分かれた。当時の『毎日新聞』の調査では、政府が親向けに親学・子育ての指針を出すことに、賛成47%、反対44%と拮抗している。 しかしこの親学(広義には、親として身に付けておきたい知識や技術、心構え、あるいはその学習)を求める提案は、けっして新しいものではない。1987年の臨時教育審議会の最終答申には「親となるための学習」の言葉が見られる。それ以後、教育改革国民会議等さまざまな答申、提
シリコンバレーには世界中から優秀な人材が集まってくる。就業人口は100万人以上のうち日本人は数千人とまだまだ少ない。シリコンバレーで働くのに必要なスキルは何か。現地で働く日本人エンジニアによるパネルディスカッションが行われた。「日本はなんでエンジニアの地位が低いの?」「人の話を聞いちゃダメ」「簡単な仕事はインドに」・・・。数々の本音トークに日本からの参加からは引き気味に…。「若者は泥のように10年働け」「SE残酷物語」など、技術者への評価が低い日本とは、また違った厳しさがあるようでした。 パネリストはグーグルのソフトウエアエンジニアの廣島直己さん。アドビのソフトウエアエンジニアの松原晶子さん、コンサルタントの佐藤真治さん。司会は今回のツアーを企画したコンサルタントの渡辺千賀さん。(以下敬称略) ■エンジニアはカッコイイ 渡辺 我々は日本でゆうと「オタク」なのかも。でもここではエンジニアはカ
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