マツダは3月8日にCX-5の商品改良モデルを発売した。改良の中心はエンジンである。新たに世界統一基準とするべくスタートした燃費基準、WLTP(Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure)への対応だ。 ディーゼルエンジンについては、すでにCX-8に採用された2018スペックのユニットに刷新された。これまでのCX-5用ユニットとの大きな違いは2つあり、1つはインジェクションの超高応答化、もう1つは2ステージターボの高速側の可変ジオメトリーターボ化である。 インジェクターの高応答化によって、5回に分けて燃料を吹くタイミングをより高精度にできるようになり、従来、散発的に3つに分かれていた燃焼圧のピークをおおむね1つにまとめ、ピーク値そのものも下げることに成功した。これによってエンジンの静粛性が上がり、同時にレスポンスも向上している。(参照記
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