全日本空輸(ANA)とJR東日本は、「ANAマイレージクラブ(AMC)」のマイルから「Suicaポイントクラブ」のポイントへの交換サービスを2月18日に始める。マイルから交換したポイントはSuicaにチャージ(入金)し、鉄道/バスの運賃や買い物の代金に充てられる。 交換レートは1万AMCマイルに対し1万Suicaポイント。1万マイル以上、1万マイル単位で交換可能。AMCとSuicaポイントクラブ双方に無料の会員登録を済ませれば、ANAのWebサイトにある会員専用ページから申し込める。交換はWebでの手続き後に即時反映される。 SuicaとAMCマイレージカードを一体化した提携クレジットカードの会員募集は秋からとなっているが、早期にポイント交換を利用すれば特典がつく。 4月末まではキャンペーンとして、交換レートが1万AMCマイルに対し1万1000Suicaポイントと、10%有利に設定されてい
「各社横並びで、どれに乗っても同じ」「サービス競争をしていない」――そう言われてきたタクシーにも、少しずつ変化の兆しが現れている。その顕著な例が、FeliCa決済など多用な支払い方法への対応や、ポイントやクーポンなど優待サービスへの取り組みだ。都内ではiDやEdy対応のタクシーが増加したほか、航空会社系のクレジットカードで支払うとボーナスマイルを付与したり、乗車回数に応じた優待などに取り組む先進的なタクシー会社も出てきた。首都圏で見れば、徐々にではあるが、タクシーごとの“サービス格差”が生まれ始めている。 長引く原油高によるコスト増大や、料金値上げによる乗客の“タクシー離れ”など逆境が続く中で、硬直化したタクシーのビジネスやサービスは変われるのか。 今回は、中央無線グループの中で、特にサービス改善と競争促進に熱心な昭栄自動車社長の武居利春氏にインタビュー。Edyの導入・活用から、タクシー業
12月6日、全日本空輸(ANA)と東日本旅客鉄道(JR東日本)が営業面における包括提携を行うと発表した(参照記事)。詳しくはニュース記事に譲るが、この提携はANAマイレージクラブとSuicaの連携、提携カード「ANA Suicaカード」の発行、営業窓口の連携など多岐にわたるものだ。 ANAとJR東日本の提携はどのような狙いで成立したのか。また、ANAのマイレージプログラムはどのような方向に進むのか。 今回の時事日想は特別編として、全日本空輸営業推進本部マーケティング企画部主席部員の吉田亮一氏と、営業推進本部顧客マーケティング部アシスタントマネージャーの奥山茂雄氏にインタビューを行った。JR東日本との提携、マイレージプログラムにおける変化と今後の展望について聞いていく。 ANAマイル、10年目の原点回帰 ――航空会社のマイレージプログラムは広く普及し、「マイラー」という言葉を生むほどにまでな
東日本旅客鉄道(JR東日本)と全日本空輸(ANA)は、12月6日、営業面における包括提携を行うと発表した。提携の概要は以下の5点だ。 ANAマイレージクラブのマイルをSuicaポイントに交換、Suicaにチャージ可能に 提携カード「ANA Suicaカード」(仮称)を発行 個人向けサービス「えきねっと」と「ANA SKY WEB」のサービス連携 法人向けサービス「ビジネスえきねっと」と「ANA@desk」のサービス連携 「大人の休日倶楽部」会員と「旅達(たびだち)」会員に対する旅行商品の販売提携 2008年2月スタート、マイル&ポイント連携 最初に始まるのは、ANAマイルとSuicaポイントの提携だ。2008年2月から、全日空のマイレージプログラムであるANAマイレージクラブ(別記事参照)と、JR東日本が運営するSuicaポイントクラブの双方に入会している会員を対象に、ANAマイルからSu
全日本空輸(ANA)は10月2日、同社のマイレージプログラムである「ANAマイレージクラブ」を、2008年4月1日からリニューアルすることを明らかにした。 リニューアル内容は多岐にわたり、かなり複雑な内容になっている。主な変更内容は、以下の通りだ。 マイルの有効期限が「翌々年の年末」から「36カ月先」へ変更 特典航空券の交換に必要なマイル数について、「国内線は一律、国際線はゾーンごと」から「旅程距離、シーズンごとに変動」へ変更 国内線で特典航空券を利用する場合、近距離線に必要なマイルは少なくなるが、遠距離線(羽田-北海道、羽田-沖縄など)は必要なマイルが増える 特典航空券が交換できない時期がなくなり、繁忙期でも利用可能に ANAプレミアムメンバーの昇格条件を変更 以下、導入時期ごとに分け、従来のプログラムと比較しながら、新しいマイレージプログラムについて紹介する。 2008年1月からの変更
FeliCa IC内蔵のANAマイレージカード / ANAカードでも同様にSKIPサービスが利用できる。インターネットもしくは携帯サイトで座席指定しておけば、空港チェックインをせずにそのまま保安検査場に進み、搭乗することも可能だ(左)。おサイフケータイを利用するには「ANAマイレージクラブ」のICアプリをインストールし、マイレージ会員番号を登録しておく必要がある(右) SKIP全面移行の第1歩に松山空港を選んだ理由 愛媛県にある松山空港は、年間利用者が約270万人。そのうちANAの利用者は約160万人という地方空港だ。四国でも有数の観光地である松山市と、造船・製紙・化学・電機などの産業を抱えており、松山空港は観光とビジネスの両面で利用されている。この松山空港で初めてSKIPサービス全面移行が始まることについて、全日本空輸松山支店支店長の森田恭寛氏は、「搭乗手続きの簡略化や時間短縮につながる
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