(CNN) 長年連れ添った夫は、見たことも会ったこともない実の父親だった。米オハイオ州在住のバレリー・スプルイルさん(60)がこの衝撃の事実を聞かされたのは、夫が亡くなって6年後のことだった。 この衝撃の事実を知ったスプルイルさんは心身共に打ちのめされ、脳卒中で2度倒れ、さらに糖尿病と診断されたという。しかし、スプルイルさんは、自分と同じ問題を抱える人の助けになればと、今月、雑誌でこの事実を公表することにした。 一体なぜ、そんなことになってしまったのか。スプルイルさんは、2004年に叔父からこの事実を聞かされて以来、この疑問の解明に努めてきた。 スプルイルさんは、夫が使っていたブラシから採取した毛髪でDNA鑑定を行い、夫が実父であることを確認済みだという。