川崎汽船株式会社、三菱重工業株式会社、三菱化工機株式会社の3社は、船舶用SOxスクラバー(排ガス浄化装置)システムを実船に搭載して試験運用に取り組んでおり、このたび本システムによる大気汚染物質の排出抑制効果が国際基準に適合していることが認められ、船籍国であるパナマ共和国の承認を取得しました。 本SOxスクラバーシステムは、三菱重工業と三菱化工機が共同で開発した、船舶用エンジンの排ガスからSOx(硫黄酸化物)を効率的に除去する排ガス洗浄システム「ハイブリッドSOxスクラバーシステム」の初号機で、川崎汽船の7,500台積み大型自動車運搬船“DRIVE GREEN HIGHWAY”※1に搭載されているものです。 2016年2月に“DRIVE GREEN HIGHWAY”が竣工して以来実証試験を重ねてきた結果、本SOxスクラバーシステムが一般財団法人日本海事協会(NK)による排ガス浄化装置ガイドラ