性的少数者の権利擁護を掲げる活動家が米連邦議会に向けて行進する様子/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images/File (CNN) LGBTQ+(性的少数者)の権利擁護を掲げる米国最大の団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)」は6日、設立40年の歴史の中で初めて、全米のLGBTQ+にとっての「非常事態」を宣言した。 HRCのケリー・ロビンソン会長は、LGBTQ+の米国人が現在、非常事態下で暮らしているとの認識を示し、実体のある危険な脅威が増大していると指摘。これがLGBTQ+への暴力につながり、安全な州を求めて家族が移転を強いられることも多いと述べた。反LGBTQ+の風潮が広がり、一人ひとりが危険にさらされているとも訴えた。 HRCは同時に、LGBTQ+の旅行者や反LGBTQ+路線の州の居住者らを支援するため、健康や安全、人権に関する情