Skrumエンジニアの福島です。 開発したアプリケーションをリリース後に運用・保守していくためには、Webサーバーへの送信元IPアドレスをアクセスログとして取得し保存しておくことは重要事項かと思います。今回は AWS のELB(ALB)使用下での EC2 インスタンス上の Webサーバーアクセスログ設定を紹介したいと思います。 まず、ALB を経由せずにクライアントから直接 EC2 インスタンス上のWebサーバーへアクセスする構成としている場合です。この場合では、デフォルトのWebサーバー設定のままでもアクセスログにクライアント IP アドレスが記録される状態になっているので問題ありません。しかし、ALB を経由してアクセスする構成の場合では、デフォルトの設定のままだと ALB の IP アドレスのみがアクセスログに記録されることになります。これは ALB がリバースプロキシであるためです
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