東京都教育委員会が、都内の中高生を対象にLINEを使って教育相談を受け付けたところ、半年で2120件の相談が寄せられた。教育現場でもスマートフォンの活用が進むが、SNSの利用で誘拐事件に巻き込まれるケースも増えており、心配する声もある。 東京都内の中学生や高校生を対象に無料通信アプリ「LINE」を使って教育相談をしたところ、2019年4月~9月で相談件数が計2120件に上ったことを、都教育委員会が発表した。大多数の中高生がLINEなど会員制交流サイト(SNS)を利用する時代。教育相談でも、多くの自治体が活用するようになっている一方で、「子供たちが、学校の先生より顔の見えない相手とのやりとりに頼る傾向は心配だ」との指摘もある。 都教委のLINEを使った教育相談は今年度から正式に始まり、帰宅後の夜間に利用が多いと見込まれたことから、土日を含め、午後5時から10時まで受け付けている。対象は都内の
![LINEの中高生相談、半年で2120件 「身近な先生より顔の見えない相手に頼る心理は心配」との指摘も - ITmedia NEWS](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9bcf19305d2baaa742d9316650d0c6be1da4cf1d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1912%2F10%2Fcover_news088.jpg)