「安倍首相がカイロで発表した中東各国への2億ドル供出の件ですが、中東の安定に寄与するためというのは理解できます。しかし、イスラム国と戦うため、と言いながら『人道支援だけをやっている』と言っても理解されない行為だと思います。2人が捕らわれているのは外務省も把握していたはずで、その状態で『イスラム国と戦う』と発言したのは不適切でした。 イスラム国と戦う同盟国に人道支援に限って資金援助するという論理は、イスラム国に対しても適用すべきだと思っております。これまでアフガニスタンやイラクで人道援助・経済援助の名の元に行われた政策は、スンナ派に対しては非常に扱いが悪かったと思います。 イスラム国の要求している金額ですが、人道支援、難民支援に限るという前提で、赤新月社(国際赤十字)を通じてトルコの仲介役となってもらって資金提供を行うのがいいかと思います。身代金を払うということではなく、トルコの仲介で赤新月