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ブックマーク / sorae.info (8)

  • ビッグバンは「2回」あった? 暗黒物質を生み出した「暗黒ビッグバン」が提唱される

    【▲ 図1: 宇宙における普通の物質、暗黒物質、暗黒エネルギーの割合。暗黒物質は普通の物質の4倍以上も存在する(Credit: 彩恵りり)】この宇宙に銀河が存在している以上、その回転速度は重力で恒星を引き留められる限界の速度よりも低いはずです。ところが銀河の回転速度を実際に調べてみると、恒星の数をもとに見積もった銀河の質量から推定される重力では、恒星を引き留めるの不可能なほどの高速で回転していることがわかっています。この観測データは、光 (可視光線) などの電磁波では観測することができず、重力を介してのみ間接的に存在を知ることができる「暗黒物質 (ダークマター、Dark matter)」の存在を示唆しています。暗黒物質は電磁波で観測できる普通の物質の4倍以上もの量があると算出されているにもかかわらず、その正体は現在でも不明です。 暗黒物質という名前は、この物質が光では観測することができない

    ビッグバンは「2回」あった? 暗黒物質を生み出した「暗黒ビッグバン」が提唱される
    sjn
    sjn 2023/03/18
    ビッグバンバンだと「あっ、フォークソング歌っていたような…?」と思われそう
  • ブラックホールの“4本目の毛”?「渦度」を持つ可能性が示される

    【▲ 楕円銀河「M87」の中心にある超大質量ブラックホールの画像。2019年4月公開(Credit: EHT Collaboration)】「ブラックホール」は宇宙で最も極端な天体だと言えますが、実は理論で取り扱うのが比較的優しい天体だと言えます。 太陽や地球のような “普通の星” は、物質の構成、質量、温度、形状、色などの様々な性質が組み合わさってできており、理論的に取り扱うことは困難です。一方でブラックホールは簡単です。ブラックホールの性質は質量、電荷、角運動量 (回転速度あるいは自転速度) のたった3つで、他の性質は全て失われています。これを “ブラックホールには毛が3しかない” と喩え、ブラックホール無毛定理と呼びます。 このようにブラックホールは理論的には扱いやすい天体であり、M87の中心にあるブラックホールの直接撮影画像で実際に証明されたように、はるか遠くにあるブラックホール

    ブラックホールの“4本目の毛”?「渦度」を持つ可能性が示される
    sjn
    sjn 2022/09/20
    また毛…
  • 太陽系外縁部から移動してきた?「非常に赤い小惑星」が小惑星帯に存在することを発見

    【▲ 岩石や塵を含む小惑星帯を描いた想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech/T. Pyle)】宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所(JAXA/ISAS)の長谷川直氏ら国際研究グループは、火星と木星の間に位置する小惑星帯に、スペクトル(波長ごとの電磁波の強さ)が非常に赤い特徴を持つ小惑星が2つ存在することが明らかになったとする研究成果を発表しました。研究グループは、この2つの小惑星から初期の太陽系外縁部の情報が手に入る可能性があるとして注目しています。 ■探査すれば初期の太陽系外縁部の情報が小惑星帯で得られる可能性初期の太陽系にはガスや塵でできた原始惑星系円盤が存在しており、そのなかで塵が集まって微惑星が形成され、微惑星どうしが衝突・合体して原始惑星へ成長したとみられています。研究グループによると、小惑星帯に存在する直径100km以上の小惑星は太陽系初期に形成された微惑星の

    太陽系外縁部から移動してきた?「非常に赤い小惑星」が小惑星帯に存在することを発見
    sjn
    sjn 2021/07/31
    今はいいのさ全てを忘れて
  • 宇宙から見た巨大な月の影。国際宇宙ステーションから撮影

    2020年6月21日、日全国で部分日が見られました。天気が悪く観測できなかった地域もありましたが、うまく見ることができたでしょうか。 この画像は国際宇宙ステーションの外に取り付けられた高解像度カメラで撮影されたもので、カザフスタンと中国との国境付近が写っています。この辺りでは今回は金環日となりました。金環日は太陽が細い輪のように見えるもので、日では2012年に東京などで観測されたものです。なお、画像左上にあるのは国際宇宙ステーションにドッキングした宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機です。 【▲ ISSから見た月の影が落ちた地球(Credit: NASA ISS Expedition 63)】画像の中央には月の影が写っています。日はそれほど頻繁には経験できない現象ですが、私たちが肉眼で見る距離では(太陽を直接見てはいけませんが)小さい光の

    宇宙から見た巨大な月の影。国際宇宙ステーションから撮影
    sjn
    sjn 2020/07/11
    気象庁の気象衛星のページで普通に見てた
  • 動画で解説! 金星が地球に一番近づくとき、いつも同じ場所を向けている

    James O’Donoghue氏による解説動画から(Credit: James O’Donoghue)■今日の天体画像:The Dance of Venus and Earth(金星と地球のダンス)2020年6月4日、金星が太陽の手前側で同じ方向に見える内合を迎えました。この日までの金星は太陽よりも遅く昇る「宵の明星」ですが、この日から外合(※)までは太陽よりも早く昇る「明けの明星」となります。 ※…金星が太陽の向こう側で同じ方向に見えるタイミング。次に迎えるのは2021年3月26日 内合のとき、地球からは金星の夜の側だけが見えることになります。そのうえ金星は分厚い雲に覆われているため、地表の様子を直接見ることはできません。ですが、もしも内合のときに金星の地表を直に見ることができたなら、毎回同じ場所だけが見えていることに気がつくはずです。 こちらは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に所属

    動画で解説! 金星が地球に一番近づくとき、いつも同じ場所を向けている
    sjn
    sjn 2020/06/05
    “はっきりした理由はわかっていないといいます。” まだ反対側細部の製作が間に合ってないんだな…
  • はやぶさ2が作った「人工クレーター」の大きさや深さが判明!

    小惑星探査機「はやぶさ2」の想像図(Credit: DLR)宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」は、小惑星「リュウグウ」において昨年2019年2月と7月にサンプル採取を実施し、現在は地球への帰路についています。2度目の採取ははやぶさ2によって人工的に形成されたクレーターの付近で行われたのですが、この人工クレーターの大きさや深さを分析した論文が、クレーター形成の瞬間から数分間の様子を捉えた画像とともにサイエンスの電子版に掲載されました。 ■形成されたクレーターの直径は14.5m、深さは1.7mはやぶさ2によって形成された人工クレーターの分析結果を示した図。クレーターの直径(赤い点線)は14.5m、最深部(ピット、緑の点線)の深さは1.7mとみられる(Credit: Arakawa et al.,Science 2020)荒川政彦氏(神戸大学)らの研究チームによって今回

    はやぶさ2が作った「人工クレーター」の大きさや深さが判明!
    sjn
    sjn 2020/03/24
    25mプールの真ん中辺が深さ倍になるくらいに吹っ飛んだって感じに脳内で変換してる
  • 地上からの撮影なのにハッブル並みに鮮明。「補償光学」を用いた海王星画像

    ■地上の望遠鏡による観測を支える強力なツール「補償光学」【▲ ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)によって撮影された海王星(Credit: ESO/P. Weilbacher (AIP))】冥王星の準惑星への分類変更により、2006年から太陽系最外縁の惑星となった海王星。これまでに訪れたことがあるのは1989年8月に接近観測を行ったNASAの無人探査機「ボイジャー2号」が唯一で、今のところは地上や宇宙の望遠鏡から観測することしかできません。 地球のおよそ4倍の直径があるとはいえ、太陽から30天文単位(太陽から地球までの距離の30倍)も離れたところを周回する海王星を詳細に観測するには、高度な技術が必要です。ヨーロッパ南天天文台(ESO)のパラナル天文台にある「超大型望遠鏡(VLT)」では、地球の大気によるゆらぎの影響を打ち消す「補償光学(Adaptive Optics)」と呼ばれる技

    地上からの撮影なのにハッブル並みに鮮明。「補償光学」を用いた海王星画像
    sjn
    sjn 2020/02/16
    リアルタイムに補正のリアル具合が凄そうだなぁ
  • 木星の新しく見つかった衛星5つの名前が決定。命名ルールを解説

    アメリカのカーネギー研究所は8月23日、今年の2月から4月にかけてTwitterを通して募集した木星の衛星5つの名前が、国際天文学連合(IAU)によって正式に決定したことを発表しました。 ■発見済みの木星の衛星は合計79個に到達名前が募集されていたのは、同研究所の天文学者Scott Sheppard氏によって発見され、2018年7月に発表された12個の衛星のうち5つ。この発表によって、木星の衛星の数は合計79個に達しています。Sheppard氏らは数多く寄せられた応募すべてに目を通し、最もふさわしいと判断した名前を選び出してIAUに提出していました。 今回、正式に決定した衛星の名前とその由来は、以下の通りです。日語の発音表記は筆者によるものなので、今後国内の観測所や研究機関などで用いられる読み方とは異なる可能性があることをご承知下さい。 ・Pandia(パンディーア):仮符号「S/201

    木星の新しく見つかった衛星5つの名前が決定。命名ルールを解説
    sjn
    sjn 2019/08/28
    イオからイオラ、イオナズンに行くルートではなかった
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