地上からの撮影なのにハッブル並みに鮮明。「補償光学」を用いた海王星画像

■地上の望遠鏡による観測を支える強力なツール「補償光学」【▲ ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡（VLT）によって撮影された海王星（Credit: ESO/P. Weilbacher (AIP)）】冥王星の準惑星への分類変更により、2006年から太陽系最外縁の惑星となった海王星。これまでに訪れたことがあるのは1989年8月に接近観測を行ったNASAの無人探査機「ボイジャー2号」が唯一で、今のところは地上や宇宙の望遠鏡から観測することしかできません。 地球のおよそ4倍の直径があるとはいえ、太陽から30天文単位（太陽から地球までの距離の30倍）も離れたところを周回する海王星を詳細に観測するには、高度な技術が必要です。ヨーロッパ南天天文台（ESO）のパラナル天文台にある「超大型望遠鏡（VLT）」では、地球の大気によるゆらぎの影響を打ち消す「補償光学（Adaptive Optics）」と呼ばれる技

[GANPON]

光が波であってその波面を直していると書かないと補償光学の意味が伝わらないのではと思うのだがそこまでの言及がない

[sjn]

リアルタイムに補正のリアル具合が凄そうだなぁ

[SigProcRandWalk]

記事の中段にある比較画像（補償の有り無し）は一見の価値あり。いやー、凄い。

[Kukri]

すごい進歩だな。処理速度が上がれば精度が上がる系の技術だから当然か

[halca-kaukana]

明るい天体などを目安に大気のゆらぎを測定、望遠鏡の鏡面をリアルタイムに変形させ観測中の天体を鮮明に捉えられるように。レーザーガイド星という人工の星をレーザー光で作り目安にしている

[quick_past]

“補償光学では、明るい天体などを目安に大気のゆらぎを測定し、望遠鏡の鏡面をリアルタイムに変形させることで、観測中の天体を鮮明に捉えられるようにします”

[death6coin]

“なお、NASAが現在検討を進めているディスカバリープログラムの次期候補のひとつに、海王星最大の衛星「トリトン」の観測を目的とした「TRIDENT（トライデント）」があります。トライデントもボイジャーと同じように一

[mobanama]

"VLTの場合、地球の上層大気にあるナトリウム層に向けて4本のレーザー光を照射して「レーザーガイド星」と呼ばれる人工の「星」を作り出し、これを目安にしてゆらぎの影響を打ち消しています"

[camellow]

スターラスターの星みたい

[mionhi]

はじめて聞いたときは耳を疑うよね　歪んだ画像をリアルタイムで鏡面ゆがめて補正するとか正気の沙汰じゃない

[zakkie]

面白い技術。知らなかった。“レーザーガイド星”"ナトリウム層" > 「高度 80 から 105 km の間に存在し、5 km ほどの厚みを持つ。この層のナトリウム原子は隕石の蒸発（アブレーション）に由来する。」Wikipedia

[sea_side]

こういう話聞くと、そのレーザーガイド星も大気のゆらぎで動いたり消えたりするんじゃないのと思ってしまう。

[TequilaBancho]

リアルタイムに鏡面を変形させるとかすごいな。

[charliecgo]

素晴らしいイメージング技術。

[kotetsu306]

"望遠鏡の鏡面をリアルタイムに変形" ←マジか…。動画で撮ってフレームごとに変形して合成、ってわけにはいかないんかな

[yujin_kyoto]

そんな技術があるのか…まああるよな。イヤホンでもノイズキャンセルするんだし。

[tomoP]

“明るい天体などを目安に大気のゆらぎを測定し、望遠鏡の鏡面をリアルタイムに変形させることで、観測中の天体を鮮明に捉えられるように”