▼大橋正春(おおはし・まさはる)=日弁連常務理事、同法科大学院センター委員長などを経て12年2月就任。東京都出身、65歳。 参院選の1票の格差訴訟で違憲の反対意見(12年10月) (1)判決で述べるべきで回答は控える (2)取り調べられた証拠のみに基づいて行う事実認定の制約をどう乗り越えるか、重い課題を突き付けられた。裁判官の独立に配慮した上で冷静な検討が必要 (3)中立、公平な立場で一つ一つの事件を誠実に処理する ▼千葉勝美(ちば・かつみ)=最高裁首席調査官、仙台高裁長官を経て、09年12月就任。北海道出身、66歳。 衆院選の1票の格差訴訟で違憲状態の多数意見(11年3月)▽自治体首長への賠償請求権を放棄する地方議会の議決について、裁量権乱用の場合は無効となるとした判決で裁判長(12年4月)▽参院選の1票の格差訴訟で違憲状態の多数意見(12年10月) (1)違憲状態と判断し