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2020年8月17日のブックマーク (1件)

  • 特別コラム「PCR検査体制の拡充と偽陽性の問題」

    特異度とは「新型コロナウイルスに感染していないとき、検査で正しく陰性と出す割合」をいい、一般的に「特異度=1-偽陽性の割合」という関係が成立する。特異度がおおむね100%であれば偽陽性はおおむねゼロとなる。特異度が99.99%であれば偽陽性はわずか0.01%である。しかしながら、特異度が99%の場合は大きな問題が発生する。 例えば、PCR検査の特異度が99%のとき、偽陽性が1%も存在するため、1400万人(東京都の人口規模に相当)が検査を受けると、感染者が実際はゼロであっても、14万人(=1400万人×1%)が偽陽性という形で陽性反応を示してしまう。確かに偽陽性とはいえ陽性者が14万人も発生すると、医療機関の病床や対応可能な医師などのキャパシティーを超過してしまい、必要な患者に医療が提供できず、医療崩壊を起こす可能性が高い。 このため、日では「偽陽性の問題」を理由の1つとしてPCR検査の

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