わたしは思います。すごい上司って、何かを積極的にする人ではなくて、何かを絶対にしない人のことなんじゃないかって。 ここでは、女性社員に嫌われる上司は、自分でも気づかないうちに職場で何をしてしまっているのか? を明らかにすることで、すごい上司の人物像に迫りたいと思います。 女性に嫌われる上司ほどオレオレ臭が強い オレオレ臭とは、自分の主張やこだわりを強く周囲に押し付け、譲らないことです。こだわりはさまざまですが、オレオレには2種類あります。部下が許せるオレオレと許せないオレオレ、これを本書では「ホットなオレオレ」と「ブラックなオレオレ」と呼ぶことにします。 ホットなオレオレとは、簡単にいえば自分が大好きなナルシストのことです。このタイプのオレオレは、自分のこだわりに時間とお金を惜しみなく投資します。そして職場でもがんばっている自分をアピールするのが大好きで、時には周囲にもがんばりを強要するこ
海外展開に成功した即席麺は現地の日常の食生活に溶け込んでいる。いかに早く現地の食文化に広く深く溶け込むかが海外展開での競争優位性を決める。 メキシコの即席麺市場が年々拡大している。その中で約85%のシェアを占めているのは、日本でもなじみ深い東洋水産のMaruchan(マルちゃん)ブランドであるこの圧倒的なシェア自体驚異的だが、それ以上に驚かされるのは次のようなエピソードだ。 ・メキシコで、国会が審議を早々に打ち切った時に、新聞は「議会がマルちゃんした」と報じた。 ・2006年サッカーのワールドカップでのメキシコ代表の速攻は、「Maruchan作戦」と呼ばれた。 メキシコにおいて、「マルちゃん」は単に食品としての普及のレベルを超えて、「簡単にできる」「すぐできる」という意味の言葉として浸透しているのである。 海外で広く浸透した即席麺ブランドは、マルちゃんだけではない。例えば、香港では日清の「
かつて僕はIPOを目指すベンチャー企業の経営者だった。 当時の僕は焼き肉を食った後に寿司を食ったり、麻布十番のジャグジーつきのカラオケでモデルと合コンして会計が100万円を超えるなど億単位の金が動く経営のプレッシャーから夜の街に札束をまきちらすような生活を送っていた。 あの金で何が買えたか? 今はまったく成金的な金銭欲もなくなり、高級スーツや時計などには興味がなく、夜の繁華街にも近寄らないという禁欲的な生活で満足している。たまに村上龍氏の「あの金で何が買えたのか」(小学館)というタイトルをつぶやいたりするくらいで、今現在パーッと散在している人を見ても「なんだかなぁ」と微妙に違和感を覚えるほどである。 では何に時間とお金を使っているかというと、経験に投資するようにしている。具体的に言えば、執筆のために色々なホテルに泊まったり、家族を旅行に連れて行ったり、地方に行った際に美味しい特産品を買うと
幸福とは主に心のあり方である 突き詰めれば、幸福が人生の外的環境によって決まることはない 他の人より遺伝子的に強く幸福を求める人がいる 臨床的うつ病の人を除いて、自らそう望めば人は今より幸せになることができる 幸福な人のほとんどは、共通して「幸せになるための行動習慣」を持っている 幸福になるには、自分自身の新しい「幸せになるための行動習慣」を確立すること そのような習慣を身につけることは難しいことであり、献身的に努力をする必要がある さまざまな「幸せになるための訓練」を毎日行うことで、幸せになるための行動習慣を身につけること そのような訓練には、人生を楽しむ、自分の持っているものに感謝する、今この一瞬を楽しむことなどが挙げられる その人の性格やライフスタイル、備わっている特性によって、一番効き目のある訓練は変わってくる この要約書から学べること 幸福になるために必要なもの 幸福の「設定値」
この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。 あなたは今、どんなお財布を使っていますか? そのお財布に「こだわり」はありますか? お財布は単なるお金を入れる道具という役割以上に、使う人の稼ぐ力やお金に対する考え方、ひいては生きる姿勢や周囲の人との関わり方といった、今までの人生を通してあなたが身につけてきた哲学をありありと映し出します。 なぜなら、あなたがこれまで得てきたもの、これから得ていくもの、それらを仲介する「お金の出入り口」がお財布である以上、その使い方が、そのままあなたの生き方そのものに影響を与えると言っても過言ではないからです。 わたしは税理士として、これま500人以上の経営者やビジネスパーソンのお財布を見てきました。そしてその経験を通して、稼ぐ人だけが実践しているお財布の使い方について、ある共通のルールを発見しました。 それはひとことで言うなら、「お財布をキレイに使うこ
一橋大学大学院 国際企業戦略研究科教授 楠木 建氏の著書、「ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件」(東洋経済新報社刊)は刊行以来多くの人から注目されている。しかし一方で、楠木氏のもとにはこの本に関してさまざまな苦情が寄せられるという。 ベストセラービジネス書への苦情 「まず、“ストーリー戦略”という新手の戦略論の本という誤解。“ブルーオーシャン戦略”“ホワイトスペース戦略”などと同種のものかと思われる。わたしは、どんな戦略であろうとストーリーというものの考え方によるべきだということを著書で伝えたかった。また、ストーリーテリングといった技術に関するビジネス書という誤解。これも違います」(楠木氏) 別の言い方をすれば、この本では、圧倒的な競争優位性を持つ企業の戦略はみなストーリーとして大変面白い、あるいは、興味をそそられるものだということを述べている。では、ストーリーとは何か。楠木氏
積極的なグローバル展開によって売り上げ拡大を図るファーストリテイリング。それを支えるプロモーション戦略に迫る。 昨年に創業60周年を迎えたアパレル大手のファーストリテイリングが打ち出す経営ビジョンは明快だ。2020年にはカジュアル衣料品「ユニクロ」を全世界で4000店舗に拡大し、連結売上高5兆円のうち3兆円を海外事業で稼ぐ計画だ。この数字は現在の海外売上高の80倍以上に当たる。それほどまでに海外市場の開拓に精魂を傾けている。 ただし目標達成までの道のりは決して平坦ではない。日本では広く知られるユニクロだが、海外での認知度は高いとは言えない。世界各国の消費者にその存在をアピールするためには、現地マーケットに根ざした徹底的な広告、PR戦略が不可欠だ。 ユニクロのプロモーション活動を世界規模で統括する、グローバルコミュニケーション部 部長 クリエイティブ・マネジメントディレクターの勝部健太郎氏に
大手新聞社らしからぬユニークなサービスを次々と提供している朝日新聞社。モバイル新サービスの担当プロデューサーに今後の方向性などを聞いた。 Twitterによるサッカーワールドカップ南アフリカ大会予選の実況中継や、高校野球のスコア情報などを表示できるブログパーツの提供など、伝統的な企業という殻を破って果敢に新しい取り組みを続けている朝日新聞社。9月1日にはユーザー同士が政治など話題のニュースや、暮らしに役立つ便利サイトのリンク集などを投稿し、情報を共有するモバイルメディア「参考ピープル」をオープンする(関連記事:サービス発表の記者会見)。 新サービスを指揮するデジタルメディア本部 商品企画セクションの洲巻圭介コンテンツ開発プロデューサーに、モバイルメディアの現状や今後の方向性について話を聞いた。 モバイルの情報検索は不便 ――リクルートが運営する携帯電話向けサイト「R25式モバイル」といった
朝日新聞社は7月30日、ユーザー同士が話題のニュースや暮らしに役立つ便利サイトのリンク集などの情報を共有する携帯メディア「参考ピープル」を発表した。9月1日にサービスを開始する。3年後に100万人のユーザー登録、売り上げ2億円を目指す。 同サービスは、「今夏の高校野球」や「都内の美味しいレストラン」といったさまざまなテーマに対して、ユーザーが投稿した参考になる情報を集合知とし、それをユーザー同士が共有するというもの。投稿テーマなどに対して約150字の短いコメントを書き込むミニブログ、気になる携帯サイトをブックマークしてほかのユーザーと共有するソーシャルブックマークを基本機能とする。ユーザー自身は任意にタグを設定し情報を整理できる。ユーザー参加型のサービスは新聞社では珍しい。 朝日新聞社 デジタルメディア本部 商品企画セクションでコンテンツ開発プロデューサーを務める洲巻圭介氏は「情報の流通量
早く始めれば早いほどよく貯まるのがお金と筋肉。辛抱強くコツコツと長きにわたって貯め続ければ老後に幸せをもたらしてくれるのだという。 あなたの筋年齢は何歳? 発達した交通機関と車社会の恩恵を受け便利な世の中になりました。一方で運動不足の人の割合は確実に増加しています。日常生活では、40歳を越えると、筋肉の萎縮は年間1%の割合で進行すると言われており、その結果70歳を超えると筋肉量は最盛期の3~4割は衰えてしまいます。寝たきりの原因を考えると筋肉の衰えは大変に重要な問題です。 エグゼクティブのあなた、最近とみに自動車に乗る機会が増えていませんか? 車での送り迎え、確かにそれは快適かもしれませんが、身体にとって良いことずくめではありません。女性のあなた、女性は男性よりもともとの筋肉量が少ないので、男性と同じ割合で筋肉量が減ってしまうと、筋肉はかなり落ち込み、寝たきりになる限界の筋肉量になる確率は
なぜ、つぶし合いにならないのか。なぜ、共存が可能なのか。なぜ、成長を続けることができるのか。 神戸、芦屋、西宮の3市を合計した洋菓子店の数は462店。同規模の人口を持つ名古屋市の洋菓子店数は323店。1.7倍の人口を持つ横浜市にも、342店しか洋菓子店はない。阪神間の洋菓子店密度は日本一と言ってよい。 当然、店舗間競争は厳しい。1995年には阪神・淡路震災により街ごと大きなダメージを受けた。だが「神戸スウィーツ」は、2002年以降、対前年比プラスの成長を続け、今では震災前の水準を上回る。本書では神戸スウィーツの強さと戦略を解き明かしている(収録された御影、岡本、六甲、芦屋の子細な神戸スウィーツ地図、師弟関係がすべて分かる神戸洋菓子職人の相関図は特に興味深い)。 なぜ、神戸スウィーツは強いのか。キーポイントは大きく3つある。1つは競争と共存を可能にする「人材育成」=弟子の育て方だ。親方の下で
「作れば売れるという時代は終わってしまった。市場の80%が成熟化してきたこと、全体の需要の伸びがゼロに近づいたこと、すなわちゼロサム時代を迎えたことが、その背景にあることはいうまでもない。全体の伸びがゼロということは、市場としてのパイの大きさが限られているということであり、したがって当然、その中身はマーケットの壮烈な陣取り合戦、生きるか死ぬかのし烈な販売合戦の様相を呈するようになってくる…」 以上は、現在のことを言っているのではない。1984年に逝去したコンサルタント、田岡信夫の遺稿「総合ランチェスター戦略」の書き出しである。何のことはない、時代は変わっても、ビジネスの本質はちっとも変わっていないことが分かる。 故・田岡信夫は、イギリスの航空工学者であるフレデリック・ランチェスターが1916年に提起した「ランチェスター法則」と、それを踏まえて、第二次大戦時にコロンビア大学のバーナード・O・
現在、いたるところで話題に上がっているiPhone 3G。大幅な価格の引き下げの背景を考えると、アップルがしかける大勝負の内容が見えてくる。 プロダクトとしての成功に楽観していないアップル アップル社のiPhone 3Gが発表された。昨年の発表時には発売までに約半年間のブランクがあったが、今回は7月11日に世界同時発売となる。そして何よりも、ついに日本でも発売されることが正式に発表された。国内で最も大きな関心事となっていたモバイルキャリアについては、予想通りソフトバンクモバイルが最初の発売キャリアということになった。ただし他社についても今後の可能性は否定されていない。 WWDC2008で発表された内容については、既にいろいろな記事や分析がなされているので省略するが、単なるiPhoneの3G対応というだけにとどまらず、非常に多岐にわたってよく練られた戦略に基づいて発表されたことについては、相
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