基本性能はそのまま、手ブレ補正強化でライバルに対抗 外観デザインは春モデルの“iVIS”「HF S10」がベース。カメラ本体がレンズ鏡筒そのものといった、光学メーカー製品らしい主張のボディ形状はそのままに、外装色をメタリックから黒基調へと変更したことで、さらに迫力が増した。58ミリと大きなフィルター径をはじめ、カメラとしての押し出しは現行のデジタルビデオカメラでも随一といえる。 カメラとしての基本的な仕様も春モデルをそのまま受け継いでおり、1/2.6型 総画素数859万画素のCMOSセンサーと光学10倍ズームレンズ、映像処理エンジンである「DiGiC DV III」の組み合わせが生み出す、他を圧倒する精細な描写と落ち着いた色再現能力は健在だ。 今回は光学手ブレ補正機構が見直され、ワイド端で従来機種の約14倍という補正効果をもつ「ダイナミックモード」が追加された。春モデルでソニーのライバル機
![小改良ながら使いやすさアップ、iVIS「HF S11」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5190587e350c11c0928030321c2db31cdc12af51/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Flifestyle%2Farticles%2F0909%2F28%2Fl_hi_ca01.jpg)