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ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (177)

  • Bluetooth v4.2対応のBLEモジュールを投入

    u-blox(ユーブロックス)は、「第5回IoT/M2M展 春」で、スタンドアロン型BLE(Bluetooth Low Energy)モジュールや、IoTゲートウェイモジュールを応用したIoTソリューションのデモ展示を行った。 u-blox(ユーブロックス)は、「第5回IoT/M2M展 春」(2016年5月11~13日)において、サイコロに内蔵したセンサー情報からサイコロの出目を感知し、PC画面に表示するデモを行った。 センサー端末となるデモ用のサイコロには、同社製のスタンドアロン型BLE(Bluetooth Low Energy)モジュール「NINA-B1」シリーズや、加速度センサーなどが内蔵されている。NINA-B1シリーズは、Bluetooth v4.2の最新仕様に対応している。従来仕様に比べて、セキュリティ機能や機器同士の接続性が強化され、データ転送速度も2.5倍となる。また、モジ

    Bluetooth v4.2対応のBLEモジュールを投入
  • 線幅0.8μmを実現する新原理の印刷技術を開発

    産業技術総合研究所(産総研)の山田寿一主任研究員らは、東京大学や山形大学、田中貴金属工業と共同で、線幅0.8μmの微細な電子回路を簡便に印刷できる技術を開発した。フレキシブルなタッチパネルセンサーなどへの応用を進めている。 産業技術総合研究所(産総研)フレキシブルエレクトロニクス研究センターの主任研究員を務める山田寿一氏(現在は窒化物半導体先進デバイスオープンイノベーションラボラトリ ラボ研究主幹)、及び総括研究主幹で東京大学大学院工学系研究科教授を兼務する長谷川達生氏らは2016年4月、東京大学や山形大学、田中貴金属工業と共同で、線幅0.8μmの微細な電子回路を簡便に印刷できる技術を開発したと発表した。 産総研は、プリンテッドエレクトロニクスの実現に向けて、幅広い研究を行っている。例えば、インクを塗布する基材の表面改質技術を活用した半導体層/強誘電体層の印刷技術などである。また、山形大学

    線幅0.8μmを実現する新原理の印刷技術を開発
  • 体内に長期間埋め込み可能な生体電位センサー

    東京大学/大阪大学などの研究グループは、長期間体内に埋め込むことが可能なシート型生体電位センサーを開発した。 東京大学の染谷隆夫教授、大阪大学の関谷毅教授らの研究グループは2016年4月、体内に埋め込んで微弱な生体活動電位の計測が可能な有機増幅回路シート(シート型生体電位センサー)を開発したと発表した。 有機増幅回路シートは、新たに開発したゲル素材を電極に応用し、厚み1μmという極薄の有機薄膜トランジスタと集積して製造。新しいゲル素材は、ポリロタキサンと呼ばれるヒドロゲルに単層カーボンナノチューブ(CNT)を均一に混ぜて、導電性を持たせたものだ。 これまで、CNTは表面積が大きく束状になりやすいため、均一にゲル中に分散させることが難しかった。研究チームでは、イオン液体でCNTを解きほぐす技術を用いて、ゲル中にCNTを均一に分散させることに成功。ヤング率10kPaクラスの柔らかさとともに、1

    体内に長期間埋め込み可能な生体電位センサー
  • スマホ連動の小型病原体センサー、インフルエンザも高感度で検出

    産業総合研究所(産総研)は、光計測器をスマートフォンで操作し、病原体を検出するシステムのデモンストレーションを行った。操作をスマートフォンのみで行うことにより、光計測器を小型化できたという。 産業総合研究所は「InterOpt 2013」(2013年10月16~18日、パシフィコ横浜)で、小型の光計測器とスマートフォンを用いて病原体を検出するデモを披露した。 検出する仕組みは、特定の病原体を吸着する抗体を塗った「バイオチップ」を光計測器に挿入し、白色LEDの光を当てて波長スペクトルの変動(シフト量)を解析するというもの。この光計測器を、スマートフォンから操作できることが特徴だ。スマートフォンには専用のアプリをダウンロードする必要があり、光計測器とBluetooth Low Energyで接続する。 産業総合研究所によれば、「今回開発した光計測器の主な構成要素は、LED光源、検出回路、無線通

    スマホ連動の小型病原体センサー、インフルエンザも高感度で検出
  • スマホと人工すい臓をBluetoothで接続、糖尿病の低価格治療に光明

    スマホと人工すい臓をBluetoothで接続、糖尿病の低価格治療に光明:無線通信技術 Bluetooth(1/2 ページ) 英国の大学が、人工すい臓とスマートフォン/タブレット端末をBluetoothで接続するシステムの開発に取り組んでいる。血糖値モニターやインスリンポンプと併用し、糖尿病の治療を行うためのもので、低価格な治療システムを実現できると期待されている。 英国のケンブリッジ大学(University of Cambridge)の研究チームが、Bluetoothを介してスマートフォンやタブレット端末につながる人工すい臓の開発に取り組んでいる。低価格の自宅治療システムを実現できると期待されている。 血糖値を測る「連続式グルコースモニター」や、インスリンを投与する「インスリンポンプ」は、複数のメーカーから販売されている。しかし、この2つの装置を接続し、測定された血糖値に基づいてリアルタ

  • スマホ内蔵向けの製品化は「業界初」、HD映像の無線送信LSIを米社が投入

    スマートフォンに格納したHDコンテンツをテレビに無線で伝送して楽しむ――。そんな視聴スタイルを実現する「WirelessHD」規格対応の60GHz無線送信チップをSilicon Imageが製品化した。同規格に対応する無線チップは既にテレビなど据え置き型機器用が製品化されているが、モバイル機器向けは「業界初だ」という。 画像インタフェース技術を手掛ける米国の半導体ベンダーSilicon Image(シリコンイメージ)は2012年12月14日、東京都内で報道関係者向け説明会を開催し、「WirelessHD」規格に対応する無線送信LSIの新製品「UltraGig 6400」の実動デモを披露した。WirelessHDは、60GHz帯を使ってハイビジョン(HD)映像を非圧縮伝送する無線通信方式の1つ。新製品はスマートフォンやタブレットPCへの内蔵に向けたもので、同規格対応の無線送信LSIとしては「

    スマホ内蔵向けの製品化は「業界初」、HD映像の無線送信LSIを米社が投入
  • 家電や医療機器からスノーゴーグルまで、スマホ連携機器が次々登場

    家電や医療機器からスノーゴーグルまで、スマホ連携機器が次々登場:組み込み技術 フォトギャラリー(1/4 ページ) 2012年は、スマートフォンと連携できる製品が次々に登場した。連写モードで撮影した画像をスマートフォンに送信できるスノーゴーグルや、スマートフォンを顔の前にかざすだけで心拍数が計測できるアプリなど、興味深いものをいくつか紹介したい。 スマートフォンは、家電(CE: Consumer Electronics)業界のあり方を根底から覆している。 2012年1月に「2012 International CES」が開催された際、筆者はこう記した。「新たな家電時代の幕開けに備えよ。テレビが“家電の王様”であった時代は、もはや終わった。アプリケーション(アプリ)、サービス、ハードウェアが実現すべき接続性といった観点から考えると、次世代テレビの姿を決めるのはモバイル機器だということが、今年の

    家電や医療機器からスノーゴーグルまで、スマホ連携機器が次々登場
  • 東芝のSTT-MRAM、モバイルプロセッサの消費電力を1/3に

    東芝は2012年12月10日、モバイルプロセッサ用キャッシュメモリ向けに、低消費電力のスピン注入磁化反転型MRAM(STT-MRAM:Spin Transfer Torque-MRAM)を開発したと発表した。同社によれば、このSTT-MRAMは、「(発表時点では)世界で初めて、キャッシュメモリに使用されているSRAMよりも低消費電力での動作を実現した」という。 SRAMに代わるメモリとして期待されているMRAMだが、これまで開発されてきたMRAMは、待機状態でのリーク電流は低減するものの、動作状態での電力が非常に大きかった。結果的にSRAMよりも消費電力が大きくなってしまい、これがプロセッサへの適用を妨げてきたという。 今回発表したSTT-MRAMは、垂直磁化方式*1)のSTT-MRAMをベースにメモリの構造を改良し、30nmプロセスを採用したものだ。従来のSTT-MRAMでは、消費電力の

    東芝のSTT-MRAM、モバイルプロセッサの消費電力を1/3に
  • 塗るだけで発電する「ペンキ」の実現か

    環境中から取り出せる微量のエネルギーを電力に変える環境発電技術。この環境発電技術が大きく前進しそうだ。NECと東北大学は液体材料を塗りつけて薄い膜を作り、微弱な温度差で発電することに成功した。大面積化に向き、曲面にも対応できる。開発品で利用したスピンゼーベック効果について併せて解説する。 温度差を電流に変えるゼーベック効果*1)、電流で温度差を作り出すペルチェ効果は、小規模ではあるものの、現在さまざまな用途で使われている。ゼーベック効果は、熱機関の外側に素子を張り付けて発電するいわゆるエネルギーハーベスティング(環境発電)に役立ち、ペルチェ効果は可動部のない小型の冷却装置、例えばCPUのクーラーやワイン専用冷蔵庫などで使われている。 *1) ゼーベック(Thomas Johann Seebeck)は、ドイツの物理学者、化学者、医師。1821年にビスマス線と銅線で作った「回路」の一端を加熱す

  • アイデア次第で無限の用途、モノのインターネットが切り開く未来の生活(後編)

    ポルシェにもネットワークを導入 今後は、自動車にも外部と情報をやりとりするネットワーク技術が積極的に採用されるだろう。既に、車内のオーディオ/ビデオシステムやGPSをネットワークに接続している自動車もある。ただし、そういったシステムを標準で搭載できるようにするには、まだ多くの課題が残されている。 2012年1月に米国ネバダ州ラスベガスで開催された「2012 International CES」では、QNXが展示したポルシェ「Carrera」のコンセプトカーが注目を集めていた。車載インフォテインメントシステムには、TIのプロセッサ「OMAP 4」と、無線LANやFM送受信回路を1チップに統合した「WiLink」などを採用している。 NXP Semiconductorsは、スマートフォンで監視、あるいはエンジンをかけられる電動バイク向けに、チップを提供している。

    アイデア次第で無限の用途、モノのインターネットが切り開く未来の生活(後編)
  • アイデア次第で無限の用途、モノのインターネットが切り開く未来の生活(前編)

    モノのインターネットの要となるのは、センサーと通信機能に、ほんのわずかな容量のメモリーとコンピューティング能力を組み合わせた小型モジュールだ。その一例が、下の写真である。IBMが設計した製品で、ワイヤレスセンサーネットワーク(WSN)の開発を手掛ける米国の新興企業Dust Networksの技術が使われている。なお、Dust Networksは2011年12月にLinear Technologyに買収された。 この小型モジュールは、かつては半導体を搭載するとは考えられなかったような用途に利用されている。油圧ポンプや腕時計、ボードゲーム、包帯など、その用途は驚くほど多種多様だ。 AT&TでCEO(最高経営責任者)を務めるRalph de la Vega氏は、2012年2月27日~3月1日にスペインのバルセロナで開催されたモバイル通信機器の国際展示会「Mobile World Congress

    アイデア次第で無限の用途、モノのインターネットが切り開く未来の生活(前編)
  • 人体通信網向けの新規格、策定開始から5年で正式に発進

    近距離の人体通信網(BAN:Body Area Network)に向けた新しい国際標準規格「IEEE 802.15.6」が、策定開始から約5年を経て2012年5月21日に正式に発行された。約3mの範囲における最大10Mビット/秒の接続を対象とした仕様である。 そもそも人体通信網(BAN)とは!? 「BAN:Body Area Network」とは、人体の表面や内部に置いたセンサーなどの情報をワイヤレスで収集することを想定した無線ネットワークのこと。ヘルスケアや医療、介護、見守りといった分野で活用されることが期待されている。詳しくは、「活用始まる人体無線網、ヘルスケアから新市場が立ち上がる」をチェック! IEEE 802.15.6は、近距離および低消費電力の無線通信技術の中でも、人体の表面または体内での機器の使用を想定しているという点で、他の技術とは異なっている。 この新規格は、着脱式のボデ

    人体通信網向けの新規格、策定開始から5年で正式に発進
  • クイズ王に勝利したIBMの「Watson」、学生に実力を披露する

    与えられたトピックに関する質問に解答するために最も適したテキスト資料を特定する「知識源拡張アルゴリズム」と、解答候補が正しい可能性が高いことを認識する能力を向上させる「スコアリングアルゴリズム」はどのような用途に使えるのだろうか。 IBMは2011年3月末、米国ピッツバーグ市に立地するCarnegie Mellon University(CMU)でシンポジウムを開催した。IBMのスーパーコンピュータ「Watson」に用いたOpen Advancement of Question-Answering Initiative(OAQA)技術が、医療や法律、ビジネス、コンピュータサイエンス、エンジニアリングなどのさまざまな分野にもたらす可能性について、学究的な関心が集まり、学生たちとのアイデア共有が進んだ。 CMUコンピュータサイエンス学部のLanguage Technologies Instit

    クイズ王に勝利したIBMの「Watson」、学生に実力を披露する
  • “舌インタフェース”やDRAM積層128コアARMプロセッサなど、デモに注目

    “舌インタフェース”やDRAM積層128コアARMプロセッサなど、デモに注目:ISSCC 2012 フォトギャラリー(1/3 ページ) 世界中から半導体回路の最新成果が集結するISSCC。採択論文を口頭発表する一般公演に加えて、「デモセッション」も参加者の関心が高いイベントだ。採択論文の中から、実チップを使ったデモが可能な論文を選定し、発表者が会場でそのデモを披露するという企画である。その様子を、数多くの写真でリポートする。 半導体集積回路技術の国際会議「ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference)」には、世界中から半導体回路の最新の成果が集結する。2012年2月19~23日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催された「ISSCC 2012」では、採択論文を口頭発表する一般公演に加えて、「デモセッション」も参加者の注

    “舌インタフェース”やDRAM積層128コアARMプロセッサなど、デモに注目
  • 「環境発電って使える? 使えない?」、開発動向の今を追う

    「環境発電って使える? 使えない?」、開発動向の今を追う:エネルギー技術 エネルギーハーベスティング(1/3 ページ) われわれの周囲にある、普段意識されていないエネルギー源を有効活用する「環境発電技術」。照明制御や空調制御といったビルオートメーションや、構造物/工場のヘルスモニタリング、ワイヤレスセンサーネットワークといった用途に有効だと期待されているが、日ではほとんど使われていない。それはなぜか? 現状をまとめた。 太陽光や振動、熱、電磁波――。普段意識されていない微弱なエネルギーを有用な電力源として抽出する「エネルギーハーベスティング(環境発電)技術」。日国内でも数年前から注目されるようになってきた新しい技術だ。照明制御や空調制御といったビルオートメーションや、構造物/工場のヘルスモニタリング、ワイヤレスセンサーネットワークといった用途に有効だと期待されている。 環境発電をうまく

    「環境発電って使える? 使えない?」、開発動向の今を追う
  • 「最大6.3Gビット/秒」がモバイル通信の領域へ、ソニー/東工大が新技術開発

    「最大6.3Gビット/秒」がモバイル通信の領域へ、ソニー/東工大が新技術開発:ISSCC 2012 無線通信技術 東工大とソニーは、60GHz帯に対応したRFトランシーバICとベースバンド処理LSIで構成した無線チップセットを開発した。さまざまな独自技術を盛り込むことで、超高速のデータ通信と低消費電力化の両立を図ったことに新規性がある。 東京工業大学とソニーは、データ伝送速度が6.3Gビット/秒と高い無線通信チップセットを開発した。60GHz帯に対応したRFトランシーバICとベースバンド処理LSI(BB LSI)で構成したもの。60GHz帯(57~66GHz)に割り当てられた4つの周波数チャネル全てに対応したことや、モバイル機器への搭載を想定し、消費電力を削減したことなどが特徴である。 ソニーがBB LSIのデジタル回路部の設計とシステム全体の開発の取りまとめを担当し、東工大がRFトランシ

    「最大6.3Gビット/秒」がモバイル通信の領域へ、ソニー/東工大が新技術開発
  • フレキシブル/超薄型のタッチパネルに道、幅広い用途の透明電極に新材料登場

    Cambrios Technologiesは、直径がナノオーダーの銀(Ag)ワイヤーをメッシュ状に形成し、光の透過性と導電性を両立させた透明導電インクの市場展開を格化する。 「独自の透明電極材料でITO(酸化インジウム・スズ)を置き換える」ことを目標に掲げたベンチャー企業であるCambrios Technologies(カンブリオス テクノロジーズ)は、同社材料の量産体制を整え、フィルム/ガラスベンダーやタッチパネルメーカーへの売り込みを格的に開始する。 同社の創業者でPresident兼CEOを務めていたMichael R. Knapp氏がChairmanの役職に異動し、John E. LeMoncheck氏がPresident兼CEOに就任した(図1)。LeMoncheck氏は、60GHz帯無線チップを手掛けるSiBEAMのPresident兼CEOを務めていた人物(関連記事)。民

    フレキシブル/超薄型のタッチパネルに道、幅広い用途の透明電極に新材料登場