発表・掲載日:2020/02/06 深層学習による赤外線画像のカラー化技術を開発 -赤外線画像から可視光カラー化した画像の色再現性の大幅な改善- ポイント 赤外線暗視画像から可視光カラー化した画像の色再現性を深層学習により大幅に改善 リアルタイムで赤外線動画のカラー化が可能 視認性の高いセキュリティーカメラや夜行性動物の生態記録などへの応用に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)分析計測標準研究部門【研究部門長 野中 秀彦】ナノ分光計測研究グループ 永宗 靖 主任研究員は、多層の人工ニューラルネットワークを用いた深層学習による赤外線画像の可視光カラー化技術を開発した。これにより、これまでモノクロや近似的なカラーでしか表示できなかった赤外線暗視画像を、可視光下での色に非常に近いカラーで表示することができるようになった。 近年の防犯意識の高まり