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ブックマーク / www.aist.go.jp (153)

  • 産総研:深層学習による赤外線画像のカラー化技術を開発

    発表・掲載日:2020/02/06 深層学習による赤外線画像のカラー化技術を開発 -赤外線画像から可視光カラー化した画像の色再現性の大幅な改善- ポイント 赤外線暗視画像から可視光カラー化した画像の色再現性を深層学習により大幅に改善 リアルタイムで赤外線動画のカラー化が可能 視認性の高いセキュリティーカメラや夜行性動物の生態記録などへの応用に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)分析計測標準研究部門【研究部門長 野中 秀彦】ナノ分光計測研究グループ 永宗 靖 主任研究員は、多層の人工ニューラルネットワークを用いた深層学習による赤外線画像の可視光カラー化技術を開発した。これにより、これまでモノクロや近似的なカラーでしか表示できなかった赤外線暗視画像を、可視光下での色に非常に近いカラーで表示することができるようになった。 近年の防犯意識の高まり

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    ski_ysk 2020/02/23
  • 産総研:さがせ、おもしろ研究!ブルーバックス探検隊が行く

    講談社ブルーバックス編集部が、産総研の研究現場を訪ね、そこにどんな研究者がいるのか、どんなことが行われているのかをリポートする研究室探訪記コラボシリーズです。 いまこの瞬間、どんなサイエンスが生まれようとしているのか。論文やとなって発表される研究成果の裏側はどうなっているのか。研究に携わるあらゆる人にフォーカスを当てていきます。 (※講談社ブルーバックスのHPとの同時掲載です。)

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    ski_ysk 2020/01/01
  • 第23回 赤トンボはなぜ赤い?動物で初めて見つかった驚きのメカニズム

    講談社ブルーバックス編集部が、産総研の研究現場を訪ね、そこにどんな研究者がいるのか、どんなことが行われているのかをリポートする研究室探訪記コラボシリーズです。 いまこの瞬間、どんなサイエンスが生まれようとしているのか。論文やとなって発表される研究成果の裏側はどうなっているのか。研究に携わるあらゆる人にフォーカスを当てていきます。(※講談社ブルーバックスのHPとの同時掲載です。) 2019年10月2日掲載 取材・文 中川 隆夫、ブルーバックス編集部 夏の日差しが落ち着いて、田園に稲穂がたれる風景は、誰もがホッとする日の原風景だろう。赤トンボが優雅に飛ぶ姿を目にすると秋の訪れを感じるものだ。見るものの郷愁を誘うこの赤いトンボ、少なくなってきたとはいえ、都会でも水辺に行けば、見つけることはできる。 稲穂にとまったナツアカネ(撮影:二橋亮) では、なぜあんなに鮮やかな赤い色をしているのだろうか

    第23回 赤トンボはなぜ赤い?動物で初めて見つかった驚きのメカニズム
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    ski_ysk 2020/01/01
  • 第25回 世界中の“暗黒”の裏側には「計量標準」の人間がいる!

    講談社ブルーバックス編集部が、産総研の研究現場を訪ね、そこにどんな研究者がいるのか、どんなことが行われているのかをリポートする研究室探訪記コラボシリーズです。 いまこの瞬間、どんなサイエンスが生まれようとしているのか。論文やとなって発表される研究成果の裏側はどうなっているのか。研究に携わるあらゆる人にフォーカスを当てていきます。(※講談社ブルーバックスのHPとの同時掲載です。) 2020年1月1日掲載 取材・文 中川 隆夫、ブルーバックス編集部 まるで穴のような「暗黒シート」 ブラックカードやブラックホールを持ち出すまでもなく、人は不思議と「ブラック」に惹きつけられる。物の暗闇、暗黒は、奥行きが知れない。黒は、人を惹きつけるとともに底知れない恐怖も感じさせる。不思議な色だ。 この「ブラック」の世界で、より黒い物質の競争が盛り上がっているという。 そこで「究極の暗黒シート」を開発したとい

    第25回 世界中の“暗黒”の裏側には「計量標準」の人間がいる!
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    ski_ysk 2020/01/01
  • 産総研:AIの動画認識やテキスト理解の基盤となる事前学習済みモデルを構築・公開

    発表・掲載日:2019/12/10 AIの動画認識やテキスト理解の基盤となる事前学習済みモデルを構築・公開 -実世界のデータを活用する次世代AI技術の開発と社会実装の促進に期待- NEDOと産業技術総合研究所は、実世界のデータを活用する次世代人工知能AI技術のソフトウェアモジュール構築の一環として、AIによる動画認識とバイオ分野に関する自然言語テキストの理解のための転移学習の基盤となる事前学習済みモデルを構築し、日公開しました。 今回構築した事前学習済みモデルには、実世界の大量の動画やテキストデータをあらかじめ学習させているため、AI開発に用いることで、少量の学習用データでも次世代AIのソフトウェアモジュールを構築・利用できるようになります。これにより、例えば少量の動画データによる医療動画診断支援向けAIなど、実世界のデータを活用する次世代AI技術の開発と社会実装の促進が期待できます

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    ski_ysk 2019/12/11
  • 産総研:静電気を貯める液体を開発し、伸縮自在の振動発電素子を実現

    発表・掲載日:2019/09/30 静電気を貯める液体を開発し、伸縮自在の振動発電素子を実現 -脈拍・心拍センサなどの医療応用へ期待- 概要 NIMSと産業技術総合研究所の研究グループは、静電気を半永久的にためられる液体状のエレクトレット材料(注1)を開発し、柔らかい電極と組み合わせることで、伸縮・折り曲げできる振動発電素子を世界で初めて実現しました。心拍や脈拍という非常に小さな振動を電気信号に変換でき、しかも伸縮、折り曲げなど様々に変形できるため、腕や胸に装着する電池レスの脈拍・心拍センサなど医療応用への展開が期待できます。 電荷を半永久的に保持できるエレクトレット材料は、電極との距離の変化で電圧を発生させることができるため、振動や圧力刺激を電気信号に変換する振動発電(圧電)素子やセンサ応用が期待されています。しかし、これまでのエレクトレット材料は、固体やフィルム状の素材が使用されており

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    ski_ysk 2019/11/04
  • 産総研:温度に応じて太陽光の透過光量を自律制御できる液晶複合材料を開発

    発表・掲載日:2019/09/30 温度に応じて太陽光の透過光量を自律制御できる液晶複合材料を開発 -室内への太陽光侵入量を電力無しで調整できる省エネ窓ガラスなどへ応用- ポイント 温度変化による相転移を利用して透明と白濁を切り換えられる液晶複合材料を開発 新規の液晶複合構造の開発により、前方への透過光量の制御に成功 建物や移動体の窓に貼り付けることで、暖冷房負荷低減に貢献 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)構造材料研究部門【研究部門長 吉澤 友一】光熱制御材料グループ 山田 保誠 研究グループ長、垣内田 洋 主任研究員は、神戸市立工業高等専門学校【校長 山﨑 聡一】(以下「神戸高専」という)、大阪有機化学工業 株式会社【代表取締役 社長 上林 泰二】(以下「大阪有機」という)と共同で、液晶と高分子の複合材料を開発した。これは、二枚のガラス基

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    ski_ysk 2019/10/01
  • 産総研:幅広い温度分布を高精細に計測できるフレキシブルセンサーシートを開発

    計測温度範囲が広く高感度な温度検出部をフィルムの表面に配列させ温度分布を測定 センサーシートは全工程が印刷技術で製造され、大面積化や低コスト製造にも対応可能 サーモグラフィーでは観察できなかった狭所や密閉空間などの温度分布も可視化 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)センシングシステム研究センター【研究センター長 鎌田 俊英】 兼人間拡張研究センター【研究センター長 持丸 正明】 金澤 周介 研究員、牛島 洋史 人間拡張研究センター研究副センター長 兼センシングシステム研究センター付、センシングシステム研究センター フレキシブル実装研究チーム 植村 聖 研究チーム長、延島 大樹 研究員、板垣 元士 研究員、スマートインタフェース研究チーム 武居 淳 主任研究員は、薄い樹脂フィルムの表面に感度の高い温度検出部を多数配列させた温度分布センサーシート

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    ski_ysk 2019/08/31
  • 産総研:全ての光を吸収する究極の暗黒シート

    発表・掲載日:2019/04/24 全ての光を吸収する究極の暗黒シート -世界初!高い光吸収率と耐久性を併せ持つ黒色素材- ポイント 紫外線~可視光~赤外線のあらゆる光を吸収し、耐久性にも優れた、究極の暗黒シートを開発 イオンビーム照射と化学エッチングで微細な円錐状の構造を形成し、光閉じ込め構造を実現 美しい黒が映える新素材としての活用や熱赤外線の乱反射防止への応用などに期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)物理計測標準研究部門【研究部門長 藤間 一郎】応用放射計測研究グループ 雨宮 邦招 研究グループ長、井邊 真俊 研究員、光放射標準研究グループ 蔀 洋司 研究グループ長と、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構【理事長 平野 俊夫】(以下「量研」という)量子ビーム科学研究部門 高崎量子応用研究所 越川 博 主任研究員、八巻 徹也 上

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    ski_ysk 2019/05/15
  • 産総研:視覚と聴覚で異なる時間判断の仕組みの一端を解明

    われわれは、目から受け取った視覚情報を、脳内で段階的に処理することによって「何が見えているか」を認識することができる。例えば、棒の傾きといった単純な視覚情報は大脳皮質の低次な視覚野で早い段階から処理が始まるのに対し、顔の識別に関わる複雑な情報は高次な視覚野で遅い段階になってから処理されることが知られている。しかし、処理時間の異なるさまざまな視覚情報が、どのような仕組みで統合されているかは解明されていない。また、視覚情報と聴覚情報は、脳内の異なる経路を通って別々に処理されるが、こうした異なる感覚情報がどのように統合され、主観的な現在を形成しているのかもわかっていない。これらの仕組みを解明するためには、人間の主観的な時間判断を心理実験によって計測する必要がある。 ある出来事が知覚されたとき、実際には異なる時刻の映像が同時と判断されてしまう錯覚として、フラッシュラグ効果がある。これは、一瞬だけフ

  • 産総研:音源方向の可視化システムの開発

    発表・掲載日:2019/03/04 音源方向の可視化システムの開発 -360度全方向からの音を可視化した音配図を安価な装置で実現- ポイント 市販の3Dマイクロホンを用いて360度すべての音源の方向情報を収録・分析 音がどの方向からどのくらいの強さで到来するかを可視化 音源探査の簡易・省力化、日常生活見守り技術への貢献に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】細胞・生体医工学研究グループ 添田 喜治 主任研究員は、佐藤工業株式会社【代表取締役社長 宮 雅文】(以下「佐藤工業」という)、株式会社 長谷工コーポレーション【代表取締役社長 辻 範明】(以下「長谷工」という)、株式会社 CAEソリューションズ【代表取締役社長 今木 敏雄】(以下「CAEソリューションズ」という)、株式会社 安藤・間

  • 産総研:光応答性ポリマーを用いた培養細胞の自動高速レーザープロセシング

    光応答性ポリマーとレーザーを用いて培養細胞を高速に自動処理する技術を開発・実用化 ディープラーニングに基づく細胞の判別・純化や細胞単層の切断・均一細分化などを高速処理 今後見込まれるヒト由来細胞の大量活用のニーズに応え、創薬や再生医療への貢献に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)創薬基盤研究部門【研究部門長 亀山 仁彦】医薬品アッセイデバイス研究グループ 須丸 公雄 上級主任研究員、金森 敏幸 研究グループ長は、国立研究開発法人 理化学研究所【理事長 松 紘】(以下「理研」という)バイオリソース研究センター【センター長 小幡 裕一】iPS細胞高次特性解析開発チーム 林 洋平 チームリーダー(2018年3月末まで国立大学法人 筑波大学【学長 永田 恭介】(以下「筑波大学」という)医学医療系 助教)、株式会社 片岡製作所【代表取締役 片岡

  • 産総研:氷の結晶化は極少量の抗凍結タンパク質(AFP)で止まる

    発表・掲載日:2019/02/13 氷の結晶化は極少量の抗凍結タンパク質(AFP)で止まる -氷の顕微鏡観察から必要な添加濃度を決定- ポイント 氷の再結晶化を止めるために必要なAFP量を顕微鏡で調べる方法を考案 魚類Ⅱ型AFPは水1Lにわずか15 ㎎ の濃度で氷の再結晶化を防止 品や薬の冷凍技術、フリーズドライ、細胞凍結保存技術などへの応用に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 田村 具博】 生体分子工学研究グループ 兼 産総研・東大先端オペランド計測技術オープンイノベーションラボラトリ【ラボ長 雨宮 慶幸】津田 栄 上級主任研究員、同部門 同グループ 近藤 英昌 主任研究員、大山 恭史 主任研究員らは、現在産業化が進められている魚類や菌類の抗凍結タンパク質(Antifreeze Protein、AFP

  • 産総研:工場での生産準備作業を効率化するAI技術を開発

    発表・掲載日:2019/02/05 工場での生産準備作業を効率化するAI技術を開発 -三菱電機と産総研がFA分野へのAI活用で連携- 三菱電機株式会社(以下、三菱電機)と国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)は、工場での生産前に必要となる、FA(ファクトリーオートメーション)機器の調整やプログラミングなどの生産準備作業を大幅に効率化するAI技術を開発しました。三菱電機のFA機器・システムに関する技術と産総研のAI技術との融合により、生産準備作業にかかる時間を短縮できます。 今回の開発成果は、産総研の保有するAI技術が三菱電機との連携によりFA分野で有用となったものであり、今後、三菱電機のAI技術「Maisart®(マイサート)※1」のひとつとして、三菱電機のFA機器・システムに実装を進め、工場の生産性向上に大きく貢献します。 ※1 Mitsubishi Electric’s

  • 産総研:カーボンナノチューブで褐色脂肪組織内の異常を細胞レベルで検出

    プローブとして用いたカーボンナノチューブの組織内での分布を細胞レベルで観察 絶マウスでは、褐色脂肪組織内の血管壁透過性が異常に亢進することを発見 腫瘍や臓器・組織の異常発見とその機序解明をサポートする技術として治療法開発への貢献に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】 湯田坂 雅子 招聘研究員と片浦 弘道 首席研究員は、国立研究開発法人 国立国際医療研究センター【理事長 國土 典宏】研究所 疾患制御研究部 幹細胞治療開発研究室 佐伯 久美子 室長、国立大学法人 北海道大学【総長 名和 豊春】大学院獣医学研究院 基礎獣医科学分野 岡松 優子 講師 らと共同で、リン脂質ポリエチレングリコール(PLPEG)で表面を被覆した単層カーボンナノチューブ(SWCNT)を近赤外蛍光(NIRF)プローブとして用いて

  • 産総研:AIによる土石流検知センサーシステム

    発表・掲載日:2018/10/10 AIによる土石流検知センサーシステム -安価なセンサーの複数配置で真の土石流だけを検知- ポイント 複数の安価な振動センサーの情報から、AIによって土石流による振動だけを検知 学習データ数を増やすことにより土石流発生の判別精度の向上が可能 センサーの設置や維持管理の大幅なコストダウンが可能 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)集積マイクロシステム研究センター【研究センター長 廣島 洋】MEMS集積化プロセス研究チーム 倉島 優一 主任研究員、社会実装化センサシステム研究チーム 小林 健 研究チーム長、分析計測標準研究部門【研究部門長 野中 秀彦】非破壊計測研究グループ 叶 嘉星 研究員らは、国土交通省 国土技術政策総合研究所【所長 小俣 篤】(以下「国総研」という)と共同で、AI人工知能)による次世代型の土

  • 産総研:性差を示す疾患の原因究明に新しい手がかり

    雌だけに症状が現れる疾患が「X染色体の不活性化」の異常により起こることを発見 「X染色体の不活性化」に重要な因子としてFtx long non-coding RNAを同定 これまで説明が難しかった性差を示すヒト疾患の病因解明につながると期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】創薬分子プロファイリング研究センター【研究センター長 夏目 徹】機能プロテオミクスチーム 小林 慎 主任研究員は国立大学法人 東京医科歯科大学【学長 吉澤 靖之】 難治疾患研究所 石野 史敏 所長(兼)教授、細井 勇輔 大学院生らと共同で、DNAの変化を伴わない遺伝子発現調節である「X染色体の不活性化」にFtx long non-coding RNAが働くことを明らかにした。 Ftxを欠損させたマウス(Ftxノックアウト(KO)マウス)を用いて、雌KOマウスだけが眼球形成異常を示すこと、さらにX

  • 産総研:100ミリ秒以内に脳波から運動意図を高精度に推定する方法を考案

    脳の予測機能を利用し、予測と意図した結果とのずれにより発生する脳波から運動の意図を検出 使用者の負担が小さく100ミリ秒以内の高速度、85 %の高精度で意図の読み取りが可能 四肢麻痺患者などが外部機器を操作するインターフェースへの応用に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)とフランス国立科学研究センター【理事長 Antoine Petit】 (以下「CNRS」という) が共同で産総研 情報・人間工学領域 【領域長 関口 智嗣】 に設置したAIST-CNRSロボット工学研究ラボ【研究ラボ長 Abderrahmane Kheddar】 Ganesh Gowrishankar CNRS主任研究員、同領域 知能システム研究部門【研究部門長 河井 良浩】 吉田 英一 副研究部門長は、国立大学法人 東京工業大学【学長 益 一哉】(以下「東工大」という)

  • 産総研:カゴメと産総研 AI(人工知能)を活用した高精度なトマト加工品の異物検出技術を開発

    ホーム > 研究成果検索 > 研究成果記事一覧 > 2018年 > カゴメと産総研 AI人工知能)を活用した高精度なトマト加工品の異物検出技術を開発 カゴメ株式会社【代表取締役社長 寺田 直行】(以下「カゴメ」という)と、国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)は、包括的共同研究※1の成果として、産総研のAI人工知能)アルゴリズム※2を活用したトマト加工品の異物・トマトの皮・ヘタの跡・変色部を高精度で検出する技術の開発に成功しました。今後は(2020年までに)生産工場での実用化を目指します。 技術に対する性能評価として、検出対象とする異物・トマトの皮・ヘタの跡・変色部が含まれている500枚のサンプル画像に対して、これらの検出対象物を特定する実験を行いました。その結果、見落としなく全ての検出対象物を検出できた一方、ヘタの跡を変色部と誤認したのは

  • 産総研:木材の成分を用いた自動車内外装部品の実車搭載試験を開始

    リグニンは木材を構成する主要成分の一つで、木材成分の約3割を占め、化学構造の特徴としては芳香環を含んでいる。芳香環を持つ素材には、耐熱性、難燃性などを発揮する優れた材料となる可能性があるものの、リグニンを利用した材料の格的な商用化は達成されていない。 紙パルプ製造の副産物としてリグニン系の素材を製造できるが、通常の紙パルプ製造工程では強いアルカリを用いて処理するため、極めて加工性に乏しい素材しか製造できないという課題がある。また、リグニンは植物種により異なった化学構造を持つため、リグニン系素材を安定的に製造するには、植物種を限定することも重要とされている。 内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の研究課題「次世代農林水産業創造技術」の「地域のリグニン資源が先導するバイオマス利用システムの技術革新」(平成26~30年度)【研究代表者 山田 竜彦(森林総研)】は、林地残材の収集