周辺住民 原発に疑問の声 3月26日 12時53分 福島第一原子力発電所の事故を受けて、NHKが避難所で生活する原発周辺の住民を対象にアンケートを行った結果、これまで原発に肯定的だった周辺住民の間でも安全面への不安から原発の必要性に疑問の声が出ていることが分かりました。 NHKは今月22日から24日にかけて、今回の原発事故で避難生活を送っている周辺住民合わせて104人を対象に、聞き取り方式でアンケートを行いました。この中で、住民からは「地域経済は原発に支えられている」という意見がある一方で、「安全だという国や電力会社のことばを信じてきただけに裏切られた。危険な原発はもういらない」という声も目立ち、周辺住民の複雑な心境が浮き彫りになっています。アンケートでは、今回の事故を受けて原発の必要性についてどう考えているのか尋ねたところ、「まあ必要だと思う」(31%)と「必要だと思う」(21%)が合わ