パワープレイの記憶 これを読む方は試合を見た方だと思うので試合展開は省かせて頂く。結果は既報の通りであるが、とにかく負けている時にどうするか、というシミュレーションが、なでしこの相手だったフランスと比べても圧倒的に劣っていた感が否めず。実力が拮抗した相手、或いは上回る相手なら、高い確率で終盤ビハインドを抱える筈だが、日本の代表レベルが、弱者の戦術であるパワープレイを、きっちりとした形で実行したのを見た記憶に乏しい。今回も同じ。フランス女子代表が、結果的に1点しか入らなかったにせよ、点が入りそうな雰囲気は醸し出した見事なパワープレイを最後数十分見せたのに対し、日本は全く1点を跳ね返せる感じがしなかった。 ただ、点が入った後の交代そのものは、パワープレイを志向したものに見えた。 26分 東OUT 杉本IN 32分 清武OUT 宇佐美IN 38分 扇原OUT 齋藤IN こんな交代だったが、概ね1