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  • お稲荷さんで枝道の山歩きを楽しむ : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    524 お稲荷さんで枝道の山歩きを楽しむ カテゴリ:【Japan 日】京都 Kyoto 私はしばしばお稲荷さん、つまり伏見稲荷大社に山歩きに出かけます。我が家の神棚の御霊を頂いている神社だということもあります。実は他にも理由もあるのですが、それは後述します。 写真は数日前のものですけれど、今日も同じくらいの混み様です。以前の記事で2006年頃の同じ場所の写真がありますが、見比べてみると、人が増えているのが一目でわかります。 昨今は平日でも昼間はあまりに人が多いので、一人で殿から御山(稲荷山)に登っていく際には、なるべく千鳥居周辺の混雑するメインルートを避けて進みます。 今日もいつも通りの詰め込み弁当を持って出かけました。調理したのは卵焼きだけですが、それさえも包丁で切るのが面倒で、そのままフライパンの上で菜箸で切ってしまうといういい加減さです。あとは余り物を詰めただけです。 しかし、

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    skkmusic 2018/05/25
  • ラオスに運ばれるピックアップトラック : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    523 ラオスに運ばれるピックアップトラック カテゴリ:Paksan パークサンBuengKan ブンカーン ラオスの首都ビエンチャンからメコン川を下って150㎞ほどのパークサンにて、対岸のタイのブンカーンへの渡船の出発を待っていた時のことである。 対岸のブンカーン側で一斉にぞろぞろと車が並び始めた。不思議なことに、似たような車ばかりに見えた。 何事だろうと思ってみていたが、どうやら中古車をラオスに運ぼうとしているようだった。よく見るとほとんどトヨタのピックアップトラック、ハイラックスのようだ。東南アジアでは日の自動車メーカーのピックアップトラックは非常に人気がある。 今ではどうかわからないが、当時ラオスでは自動車製造は行われておらず、そもそも街中であっても車は非常に少なかった。また社会主義国家ゆえの規制などもあったのだろうと思うが、新車のようなピカピカの車を見かけたのは大使館周辺くらい

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    skkmusic 2018/05/23
  • 袈裟掛之松 深山に佇む碑石の所縁解明編 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    522 袈裟掛之松 深山に佇む碑石の所縁解明編 カテゴリ:【Japan 日】京都 Kyoto 一か月ほど前『深山にひっそり佇む碑石』という記事で、光明寺の裏手の山を深く入っていったところの小さな谷で発見した碑石について記した。 碑石には『圓光大師袈裟掛松…(最後の文字は不明)』と書かれていたのだが、周囲には他になにもなかった。その山中は光明寺の敷地ではないが、圓光大師(=法然)と書かれているということは、光明寺と何かしらの所縁があるものに違いない。上記リンク先でも書いているが、光明寺は圓光大師が浄土宗の教えを最初に説いて回った『浄土宗根元地』とされる。 そこで光明寺の境内をくまなく散策してみて、経蔵の前で上の写真の松を見つけた。ここには『法然上人袈裟掛之松』と書いてある。山中の碑石とほぼ同じ文言だ。 圓光大師(法然)が西山のほうへ説法に出られた際に、山を登って暑くなられたのだと思うが、お

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    skkmusic 2018/05/22
  • 芦原温泉駅にてビジネストリップを思い出す (福井県) : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    610 芦原温泉駅にてビジネストリップを思い出す (福井県) カテゴリ:【Japan 日】中部 Chūbu 車を持ってから、国内では鉄道の旅をすることはめっきり減ってしまった。しかし鉄道旅もまた良いものだ。もちろん出張や帰省で飛行機や鉄道を使うこともあるが、プライベートの旅行での鉄道はどこかしら違う。特に鈍行に揺られての旅というのは、格別のような気がする。 この日は芦原温泉で現地集合であった。私は羽田から石川県の小松空港に飛び、小松から普通列車に乗ってきた。このあたりは特急ばかりで、普通列車の数はかなり少ない。小松駅の周辺を散策し、酒屋さんで美味しいお酒を探すくらいの待ち時間があった。石川県は『菊姫』『手取川』をはじめ、品評会で金賞を取ったこともある素晴らしい酒蔵が多数ある酒処である。 ここ芦原温泉駅、実は私は仕事で何度も利用したことがある。ある時は熊から飛行機で小松空港に飛び、そこ

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    skkmusic 2018/05/22
  • 首都ビエンチャンの2番目に大きな市場で庶民の生活を知る : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    610 首都ビエンチャンの2番目に大きな市場で庶民の生活を知る カテゴリ:【Laos ラオス】Vientiane ビエンチャン タラート・トンカンカムは、ラオスの首都ビエンチャンで2番目に大きい市場である。 ビエンチャンで一番大きな市場はタラート・サオだ。直訳すると朝市となるが、固有名詞としてそう呼ばれる市場である。元々は朝しか開かれていなかったが、夕方まで開くようになっている。雑貨から、CD、電化製品、貴金属までそろっている、いわばデパート、百貨店的な存在である。 そしてタラート・サオがデパートや百貨店であるのなら、このタラート・トンカンカムはショッピングセンターに近い雰囲気がある、と言っても良いと思う。生活感漂う市場なのである。 野菜や果物などが山積みになった一画や、魚介類、肉などの生鮮品を扱う店まで様々である。魚屋にしても肉屋にしても、写真のように、豪快に置かれている状態が普通だ。

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    skkmusic 2018/05/22
  • フェリーというよりは大きな筏に乗って車ごとメコンを渡る : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    610 フェリーというよりは大きな筏に乗って車ごとメコンを渡る カテゴリ:【Laos ラオス】Champasak チャンパーサック 2005年にラオスを訪問した頃、ラオスで世界遺産として登録されているのは、古都ルアンパバーンの街と古代遺跡ワット・プーの2カ所であった。 ラオス南東部の街パークセーから、ラオスで2つめの世界遺産ワット・プーにほど近いチャンパーサックの街に 向かうソンテウに乗り込んだ。『地球の歩き方』にはチャンパーサックまでソンテウで1時間程度とかかれていたが、1時間以上経っても全く到着する気配すらない。土地勘もなく、WIFIもスマートフォンも普及していなかった当時、狭くて外もあまり見えない車内で、今どこにいるのか知る術はなかった。 乗ったソンテウを間違 えたのかと不安にかられたものである。しかし写真右上のラオス語のプレートに、「チャンパーサック-パークセー」と書いてあるのは乗

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    skkmusic 2018/05/22
  • デフォルメ『桃園の誓い』 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    521 デフォルメ『桃園の誓い』 カテゴリ:【Japan 日】河南省 こちらは洛陽の史跡で見かけたデフォルメ人形。三国志演義の劉備・関羽・張飛による『桃園の誓い』のシーンを模していることは一目でわかる。 三国志演義に詳しい方なら、なぜ洛陽なのかと引っかかった方もいらっしゃるかも知れない。三人が活躍した蜀の国は現在の四川省成都を中心とする中国西南部であるし、作中で桃園の誓いが行われたとされる涿県は、現在の河北省である。そもそも洛陽は敵国の魏の都である。 三国鼎立が成された後、関羽は戦いの中で捕虜となり、そのまま斬首されてしまう。関羽の首は孫権より曹操へ送られ、曹操は諸侯の礼を以て葬ったと史書にも記されている。故に、洛陽には関林と呼ばれる関羽の首を葬った首塚があるのだ。 まぁ生臭い戦争歴史の話はともかく、中国では関羽は神格化されて、厳つい関帝のイメージばかりが強いが、こういうコミカルなのも

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    skkmusic 2018/05/21
  • 伏見稲荷の雀の焼鳥と害獣 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    520 伏見稲荷の雀の焼鳥と害獣 カテゴリ:【Japan 日】京都 Kyoto 過去の記事でも少し触れたことがあるが、京都の伏見稲荷大社の門前町では雀の焼き鳥を売っているお店がいくつかある。鶉(うずら)もまたよく見かける。 どちらも昔にべたことがあるが、身が少なくて、その少ない身にも脂がのっているわけではなく、固くて感が良いわけでもない。どちらかといえば鶉のほうがマシだが、双方とも決して美味しいものではない。行けば毎回べたくなるような名物でもない。 これは農業の神様でもある伏見稲荷大社の縁起物で、実った穀物をべてしまう害鳥をやっつけるという意味合いがある。 先般の記事でも触れたが、古来より、農作物などを荒らしたり、人に危害を与える鳥獣や虫は、害獣/害鳥/害虫とされ、それらの捕者を益獣としてきた。益獣は時には縁起の良い象徴になったりもしている。今では実害や実益が無くなったり少なく

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    skkmusic 2018/05/21
  • 太い竹をそのまま桟に使った曲線的な窓 台南赤崁樓にて : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    518 太い竹をそのまま桟に使った曲線的な窓 台南赤崁樓にて カテゴリ:【Taiwan 台湾】台南 加工しやすく、柔軟で丈夫な竹は、古来より様々な用途で使用されてきた。現代ではさらに扱いやすい合金や合成素材にその役割を譲っていることも多いが、それでも比較的よく見かける自然素材の一つであることは間違いない。 建築現場の足場に使われたり、垣根や桟に使われているのも、よく見かけたものである。ただし、そうやって竹を使う場合の多くは、竹を縦に割って、細く平たくして使うことが多いと思う。太い竹を割らずにそのまま窓の桟に使っているのは、中華圏では散見されるが、一般的と言えるほどではない。 だが、これはこれで、良い雰囲気を醸し出しているのではないかと思う。それに加えて、この曲線を描いた窓の形に、こだわりと風流を感じる。 ちなみに写真は台南の名所、赤崁樓やその周辺の建物を訪問した時のものだ。 中華圏だけでな

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    skkmusic 2018/05/18
  • 神域に落書きする不逞な輩がいる : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    517 神域に落書きする不逞な輩がいる カテゴリ:【Japan 日】京都 Kyoto 伏見稲荷大社はその裏手の山一帯が神域となっており、『御山(おやま)』と呼ばれている。殿から千鳥居を通って三ツ辻から四ツ辻、そこから一ノ峯を通ってぐるりと一周するコースはある程度整備されており、観光客も多い。 だが、御山全体には枝道や獣道のような細い道も多くある。上記のルートから少し逸れると、写真のようなハイカー用の山道かと思えるような道も多く存在する。このような枝道を進む際には、トレッキングシューズなどがあったほうが良いのは言うまでもない。 こちらは過去記事でも紹介した写真であるが、これも伏見稲荷大社の御山の中で、一般的なルートから外れた森の中である。賑わいから外れた神域の森で、静かに神様の声を聴いてみるのも良いかも知れない。 実はこの写真も上記の森の写真のすぐ傍なのだが、竹にたくさんの落書きが彫ら

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    skkmusic 2018/05/17
  • 昔は調味料などを買ったものだった : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    516 昔は調味料などを買ったものだった カテゴリ:【Thai タイ】【旅行関連の雑記】 写真は2003年にタイを訪れた時に買って帰った調味料や材など。昔はこういったものを大量に買って帰ったものだった。 旅で出会ったべ物を家でも作ってべてみたい、と思う方も案外多いのではないかと思う。調理方法は今ならネットで調べれば良いし、昔でも図書館屋で情報入手することは簡単だった。ただし難しいのが日ではあまり流通していない材や調味料の入手である。ある程度は代用できるものがあっても、やはりタイ料理などでは肝心のものが入手できないことも多々あった。また日で入手することができるものでも、何倍もの値段がするのが普通だった。 昨今では旅に出ても、こういったものを買うことは少なくなった。理由は以下の通りで、いくつかある。日でも売っているお店が増えた。日で売っている値段も安価になった。昔は日のタ

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    skkmusic 2018/05/17
  • ドイツで見たフランスの超特急TGVとシェンゲン協定 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1115 ドイツで見たフランスの超特急TGVとシェンゲン協定 カテゴリ:ドイツ シュツトゥガルト Germany - Stuttgart ドイツのシュツトゥガルトの駅に着くと、近くのホームでパリ行きのTGVが発車を待っていた。 TGVは言わずと知れた、フランスの超特急である。子供の頃のことだが、当時世界最速だった日の新幹線の最高営業速度が、ついにフランスのTGVに抜かれた、というニュースが、最初にTGVを知ったきっかけだったと思う。 TGVはパリを中心としてフランス中を走っているが、ドイツ、スイス、イタリア、ベルギー、オランダなどの近隣諸国にも乗り入れしている。国境をまたぐ列車は一般に国際列車と呼ばれる。 日は島国であり、陸地での国境を有しないので、我々日人には国際列車はあまりなじみ深くはない。だが、世界を見れば国際列車は結構たくさんある。例えばアジアに於いても、中国北朝鮮、あるい

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    skkmusic 2018/05/16
  • 今年もコイツがやってきました : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    515 今年もコイツがやってきました カテゴリ:【旅行関連以外の雑記】 今年もコイツがやってきました。我が家のキッチンの窓に毎年夏から秋の夜には、ほぼ毎晩ヤモリが貼り付きます。窓の明かりに寄って来る虫を捕らえに来るのです。 毎年毎晩同じヤツなのか、それとも違う個体なのかはわかりません。大抵一匹でやってくるのですが、何度か二匹同時に見かけたことがあります。 ヤモリは気色悪くて苦手と仰る方も多いようです。私にとっては、昔から実家の壁にもよく貼り付いていて、幼いころからよくプニプニと触ったりした身近な生き物でしたし、刺されたり噛まれたりもしませんので、特に苦手意識はありません。それどころか、どちらかというと可愛いヤツです。 ちなみに名前も姿も似ていますが、イモリは苦手です。ただしヤモリは爬虫類、イモリは両生類なので、来は近しい生き物ではありませんが。 ヤモリは家守に通じ、家の守り神として扱われ

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    skkmusic 2018/05/15
  • 大原野神社の土俵と神相撲 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    514 大原野神社の土俵と神相撲 カテゴリ:【Japan 日】京都 Kyoto 京都洛西の西山の麓にある大原野神社は、平安時代には藤原氏の氏神として祀られていたこともある由緒正しき神社である。 この大原野神社では例年9月の第2日曜日に御田刈祭(みたかりさい)という五穀豊穣を奉謝する祭事があるのだが、これに伴って神相撲と呼ばれる神事相撲が行われる。ちなみに旧暦では8月10日に行われていたそうだ。 この神相撲、始まりは江戸時代の享保2年、1717年だと伝えられている。ちょうど2017年が三百年の節目であった。御覧の通り、土俵の傍にはその記念碑も設けられている。 この神事相撲、勝敗は必ず引き分けとなる決まりである。この神社の氏子である北春日と南春日の地域から代表を出して二度取り組みを行い、1勝1敗の引き分けで終えることで、両地域の豊作や共栄を願うのである。昔は北の代表的な姓である『齊藤』さん、

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    skkmusic 2018/05/14
  • やる気なさそうな警備 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    513 やる気なさそうな警備 カテゴリ:【China 中国】四川省 近年は改善されつつあるようだが、中国では店の店員や窓口に座る銀行員や公務員まで、とにかく態度が悪いと感じることが多かった。お釣り等を投げて渡すのも決して珍しい話ではなく、当初は驚いたし、失礼だと思ったものだ。しかし、別に彼らに悪意があったわけではなく、良し悪しは別としても、それがモラルなのだとすぐに気が付いた。 客がいない時の店員や警備中の警官なども、我々の基準からするとだらしなく怠惰で、やる気なさそうに見えることが非常に多い。ただし歩哨中の兵士はさすがにもう少し緊張感がある。 考えてみれば、日でも『お役所仕事』と言えば、融通が利かない悪い印象の言葉である。役所の窓口の態度が横柄だったり、たらい回しにされたり、ということは日常的であった。そういった批判の声が高まり、数十年前から各所で改革が行われた結果、今では役所や公的機

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    skkmusic 2018/05/13
  • 美しい太極拳を演じるおじさん : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    512 美しい太極拳を演じるおじさん カテゴリ:【China 中国】河南省 過去記事でも何度か紹介しているが、中華圏の朝の公園に行けば、太極拳を見かけることは全く珍しいことではない。見かけないほうが珍しいと感じるくらいだ。 大抵は集団で演じている場合が多く、そんなに上手でもない。だが中にはとても上手な方もいらっしゃって、そういう方の所作は美しくて、つい見とれてしまう。 このおじさんを見かけたのは、河南省鄭州の街中にある紫荆山公園。ちょっと小高い丘を登ると、黙々と一人で演じておられた。 服装も普段着、失礼ながら身長もそんなに高くなく、スタイルが良いわけでもないのだけれど、すべての所作が安定してとても綺麗で魅入ってしまった。 水面を滑るようなイメージで型が演じられていく。足が磁石で地面についているようだった。綺麗な太極拳の動きを見ると、なぜ『太極』なのかがわかったような気がした。 【写真】20

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    skkmusic 2018/05/12
  • 私を旅にいざなった作品たち : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    511 私を旅にいざなった作品たち カテゴリ:【旅行関連の雑記】 当ブログをご覧いただいた方などから、「沢木耕太郎の『深夜特急』が好きでしょ?」と言われることがあります。 しかし、『深夜特急』は学生の頃に少し読んだような記憶はあるものの、それほど感銘を受けたわけでもなく、読破もしなかったと思います。別に拒否反応を示したわけではありません。今から思えば、若くて無知だった私は、他人の経験談をなぞることに時間を費やすよりも、まず自分が経験してみるための行動を優先していたのでしょう。 更に思い返してみれば、『深夜特急』を手に取るずっと前の幼少の頃から、未知の土地への憧憬に似た思いはあったと思います。その淡い憧れのようなものが、松尾芭蕉が『奥の細道』の序文で『漂泊の思ひ』と表現したような志向にまで昇華したのは、徐々に行動や金銭的な自由を得られるようになってきた高校生~大学生の頃でした。 直接的に何か

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    skkmusic 2018/05/11
  • 普段は人もまばらだったころの伏見稲荷 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    511 普段は人もまばらだったころの伏見稲荷 カテゴリ:【Japan 日】京都 Kyoto 伏見稲荷は幼い頃からよく訪れている神社で、我が家の神棚も伏見稲荷の御霊を分けて頂いている。 昨今に於いては、伏見稲荷大社は平日でも多くの人で混雑しているが、それも2010年前後からだと神社の方に聞いた。確かに私が知っている伏見稲荷は、お正月から数日間の初詣期間だけは混むものの、後はいつでもそんなに混んでいるイメージはなかった。 写真は2006年1月の平日の午後三時頃の写真だ。今では例え平日でも、昼間にこの場所で他人が入り込まない写真を撮ることなど、ほとんど不可能ではないかと思う。 人が居ても、まばらな感じだ。 混み始めたのは、やはりネットで情報が広がったからだという。特に海外の人々に人気が高いそうで、観察してみると、今に於いても海外の観光客がいないと考えれば、平日は写真のような静かなイメージに近く

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    skkmusic 2018/05/11
  • ラオスでバスがパンクするのは珍しくなかった : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    510 ラオスでバスがパンクするのは珍しくなかった カテゴリ:【Laos ラオス】Vientiane ビエンチャン 以前の記事でも、ラオスで自分の乗っていたバスのタイヤがパンクしてしまったことを書いたが、ラオスでは比較的バスなどのタイヤがパンクしている光景を多く見かけた気がする。 上の写真も車窓越しなので画質が荒くて恐縮だが、止まっているバスはどうやらタイヤを交換しようとしているらしかった。こういうときに乗客もバスから降りて、外の空気を吸いつつ作業を眺めたり、煙草を吹かしたりするのはよくあることで、白いシャツの男たちもそういう雰囲気に見えた。 今ではどうかわからないが、当時ラオスで使われている車体は何世代も古いものが多かった。こちらの旧車マニア垂涎の記事でも見て取れる通りだ。ラオスの中では比較的道路事情がマシな首都ビエンチャン周辺や南部のメコン川流域の都市を結ぶ国道でも、やはり対岸のタイよ

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    skkmusic 2018/05/10
  • 空から路地の電動三輪車の往来を眺める : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    59 空から路地の電動三輪車の往来を眺める カテゴリ:【China 中国】河南省 河南省の開封市の路地。車はあまり通らない、生活感の溢れる路地だった。 先ほど歩いたところだと思って、高所から眺めていると、次から次へと電動三輪車がやってくる。 のんびりした雰囲気で心も和む。しかし、運転には気を付けてね。 最近のデジカメの性能は凄い。 向こうが気付かないほど遠くの高所なのだが、 望遠レンズなどなくても、人の顔がはっきり認識できるくらい鮮明に写る。ボカシ入れなければならないほどに。 それはともかく、危ないと思うけど。 4枚の写真は約1分間で撮られたものだ。一日でいったいどれだけの三輪車が往来するのだろう。生活道路に見えたのだけれど。 【写真】2017年10月 【文章】2018年5月 タグ :#アジアの多彩な三輪車 「【China 中国】」カテゴリの最新記事 「河南省」カテゴリの最新記事

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    skkmusic 2018/05/09