アップルは先頃、新型スマートフォンの「アイフォーン4(iPhone 4)」を発表したが、その際、同端末やタブレット端末の「アイパッド(iPad)」などに採用している基本ソフト(OS)の名称を「アイオーエス(iOS)」に変更。併せて同OS上で展開するアプリ内広告「アイアド(iAd)」に関する規約を改定した。 その中ではアップルは、アプリ内広告に必要なユーザー情報の利用を許可する企業について、「モバイル広告を主要事業とする独立したプロバイダーに限定する」とし、モバイルOSなどを開発している企業やその子会社には許可しないことにした。 これは、アイフォーン向けアプリなどのモバイル広告サービスを手がける米アドモブがアップル端末の広告市場から締め出されることを意味する。アドモブは米グーグルに買収された。先頃FTCがその買収を承認したばかりで、グーグル傘下の企業になった今、モバイル広告専業企業とは言えな