フェイスブックは7月末に、“善玉ハッカー”を意味する「ホワイトハッツ(White Hats)」というポータルサイトを立ち上げた。 同社のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のサイト上にあるセキュリティーホール(セキュリティー上の不備)をハッカーに見つけてもらい、このポータルで報告してもらう。有益な報告をしてくれた人には報奨金を支払うというものだ。 1件のバグ(プログラミング上の欠陥)に対する基本報奨額は500ドルで、問題の深刻度によって金額が加算される。フェイスブックによれば、これまでの3週間で6件のバグを報告して7000ドルを受け取った人もいる。非常に重要な報告には1件に付き5000ドルを支払ったとしている。 ハッカーとのイタチごっこに歯止めかける フェイスブックがこうしてハッカーに報奨金を支払うのは、彼らとの間でイタチごっこが続いているからだ。SNSなどのネットサービスを構