米国の市場調査会社、Strategy Analyticsが現地時間2012年7月18日に公表したスマートフォン市場の調査リポートによると、米Googleの「Android」と米Appleの「iOS」の市場支配はしばらく続くが、両OS合わせた市場シェアはやがて低下し、その恩恵を米Microsoftの「Windows Phone」が受けることになる。とりわけ規模が大きく影響力の強い米国市場でMicrosoftはAndroidとiOSに攻勢をかけ、シェアの切り崩しを図ると、Strategy Analyticsは予想している。 2011年の米国市場におけるスマートフォンの販売台数は1億200万台だったが、Strategy Analyticsの推計によると、これが2012年に21%増の1億2300万台になる見込み。このうち3%だったWindows Phoneのシェアは2012年には4%へと堅調に推移