今回のバーンズ&ノーブルの端末価格はそれぞれ廉価版が199ドルと269ドルとなっており、アマゾンの廉価版199ドルと299ドルを強く意識した価格設定だ。 またバーンズ&ノーブルには、スクリーン照明機能を備えた電子書籍端末「ヌックシンプルタッチ・グローライト(GlowLight)」があるが、アマゾンも同様の機能を持つ「キンドル・ペーパーホワイト(Paperwhite)」を発表して対抗している。 さらに今回バーンズ&ノーブルは、ヌックHDで利用できる映像配信サービスを今秋始めることも明らかにしている。こうして見るとアマゾンとバーンズ&ノーブルの製品、サービスは、コンセプトや顧客層、価格帯が大変よく似ており、両社の対立構図はますます鮮明になっている。 電子書籍の台頭、印刷書籍の販売低迷で経営難に陥っていたバーンズ&ノーブルは、メディアコングロマリットの米リバティメディアや米マイクロソフトから出資
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