モバイル通信事業者の国際業界団体GSMAによると、中国の今年第1四半期(1~3月)におけるスマートフォン利用の比率(接続数ベース)は62%に達し、欧州の平均水準である55%を上回ったという。この比率は年内にも7割弱にまで高まるとGSMAは予測している。 第1四半期のスマホ接続数は8億件 これは同団体の調査部門、GSMAインテリジェンスがこのほどまとめたもの。そのリポートによると、今年第1四半期における中国の携帯電話サービス加入者数(ユニークモバイル加入者数)は、同国人口の48%に当たる6億7200万人だった。 またこの期間にあったモバイル接続数は13億件に上り、そのうちスマートフォンが8億500万件(62%)を占めた。GSMAはこの数が年内には9億1300万件となり、全モバイル接続数の68%を占めると予測している。 GSMAによると、中国の都市部ではスマートフォンが急速に普及しているが、そ