米国の市場調査会社IDCがこのほどまとめたタブレット端末市場に関するリポート(速報値)によると、今年4~6月期における世界出荷台数は4470万台となり、1年前から7.0%減少した。 タブレット市場、3四半期連続前年割れ タブレット端末の四半期出荷台数は、米アップルが初代「iPad」を発売した2010年以降、一貫して前年実績を上回る水準で伸び続けてきたが、その後成長は鈍化し、昨年10~12月期についに前年実績を下回った。 今年1~3月期の出荷台数も前年割れとなり、4~6月期も同様に振るわず、これで3四半期連続の前年割れとなった。 IDCによるとその要因は、買い替え周期の長期化や、大型スマートフォンとの競争激化。特にアップルのiPadは「iPhone 6」シリーズの成功を背景に苦戦が続いているという。 また短期的に見ると、この4~6月期はハードウエアの技術革新があまりなく、新製品の市場投入も限
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