米IBMが低価格サーバー事業の売却を検討していると海外メディアが報じている。この事業の買収に興味を示している企業は、中国レノボ・グループ(聯想集団)や米デルなど。英フィナンシャル・タイムズは数週間のうちに買収提案が出される可能性があると伝えている。 IBMがこの事業の売却について検討したのは初めてではない。 実は昨年の4月に同社とレノボが協議をしているとの報道があった。同事業の資産価値は25億~45億ドルと見られていたが、レノボの提示価格はこれを下回り、結局両社の交渉は決裂したと米ウォールストリート・ジャーナルは伝えている。 利益率の低いx86サーバー