2013年第4四半期の売上高を事業部門別に見ると、サービス事業は1年前から2%減少した(為替の影響を除いた場合は1%増)。ソフトウエア事業は同3%増加した。 一方でハードウエア事業は同26%減。この事業の売上高は前の四半期でも17%減と大きく落ち込んでいた。その際同社は「改善を必要とするハードウエア事業における業務遂行の強化に向けて対策を講じている」などと述べていた。 米ウォールストリート・ジャーナルによると、その対策とは新しいサーバーの市場投入と、新興国市場向け事業の強化。これによりハードウエア事業が第4四半期に安定すると同社は期待していた。だが、今回の決算報告でそれが実現しなかったことが明らかになったというわけだ。 経営陣、2013年のボーナスを辞退 今回の決算を受け、IBMのバージニア・ロメッティ最高経営責任者(CEO)兼社長は声明で、「私をはじめとする経営陣は2013年の年間奨励給