米グーグルが主力事業の検索サービスを大幅刷新する計画だと米ウォール・ストリート・ジャーナルやロイター通信が5月6日に報じた。数十年にわたって大きな変更がなかったリスト形式の検索結果を見直すという。対話AI(人工知能)を組み込んだ競合サービスや、若者に人気のSNS(交流サイト)によって、一部で起きているグーグル離れに対処するという。 対話AI導入、動画・SNS投稿も重視 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、グーグルは検索結果の表示方法を変更し、対話AIを取り入れる。短尺動画やSNSの投稿を対象にした検索結果もこれまで以上に多く表示するという。ウォール・ストリート・ジャーナルが入手した内部文書によると、グーグルは若年層の利用者に焦点を当てており、「よりビジュアル、スナッカブル(短くて分かりやすい)、個人的、人間的」な検索エンジンを目指す。グーグルは従来、検索エンジンを通してウェブサイトを