記者会見で「嵐電」の運賃改定を説明する京福電気鉄道の岡本光司社長(中央)=1月30日、京都市中京区(西川博明撮影) 京福電気鉄道(京都市中京区)は30日、今年4月から嵐山線(嵐電)の運賃を改定すると発表した。全線均一料金の普通運賃(大人)を現状の210円から220円へ、10円値上げする。普通運賃の値上げは平成27年4月以来2年ぶり。同日付で近畿運輸局へ申請した。 普通運賃(小児)は現状の110円に据え置く。また、定期券は現在の距離別から全線均一へ変更し、通勤用(1カ月)を7500円、通学用(同)を4千円に設定。通学用は現在より約18%値下げとなる。 平均では約3%の値上げとなる今回の改定。JRや阪急との乗り継ぎ改善や駅のバリアフリー化などの整備で約15億円の設備投資を計画し、同社の収益面が悪化するためだ。 京都市内で記者会見した同社の岡本光司社長は「心苦しいが、ご理解いただきたい。(子供関
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