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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (14)

  • 東浩紀さんの回想と、はてな村周辺の話 - シロクマの屑籠

    blogos.com —— とすると、もう我々にはネットで議論することは難しいという感じなんでしょうか いまはもう難しいですね。議論というのは来、論点を抽出して、その勝敗を決めれば誰もが納得する結論が出るというものではないわけです。そもそも最初から意見は違うんだから。その最初の「意見が違うということ」の意味を深く考えず、勝ち負けだけ決めようとすると、不毛な罵倒合戦しか生まれない 自分はAが正しいと信じている。にもかかわらず、こっちには全然違うBが正しいと信じている人がいる。これはなんでなんだろう。まずはそう考えるのが大事なんです。説得や論破が大事なのではなくて、違う意見が存在するのはなぜなんだということを考えること。これは、違う考え方を持っている人に対する一種の尊敬の念がないとできないことです。そして、それがどうやって生まれるかというと、時間だったりコミュニティの感覚だったりが必要です。

    東浩紀さんの回想と、はてな村周辺の話 - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2019/05/31
    “「議論ができるコミュニティ」はどこに?” VRChatのような遠隔かつリアルタイムコミュニケーションができる場所は、果たしてフロンティアとなるんだろうか。(そろそろ始めよう思う)
  • 現代人にインストールされた「適切な努力をすべし」という規範意識 - シロクマの屑籠

    現代人は、適切な努力を積み重ねるよう求められている。 我々は、いつかは「適切でない努力には意味がない」という現実と向き合わなくてはならくって、子どもの頃は努力するというスタンス自体を身に着ける為に「努力なら何でも褒める」という方針でも問題ないんだけど、どこかで「努力は適切なやり方でするべき」という切り替えも多分必要なんだと思う— しんざき (@shinzaki) 2018年11月8日 で、「努力は無条件で尊い」から「努力は適切なやり方でやるべき」に転換する為の、一つの機会というかタイミングが受験なのではないだろうか— しんざき (@shinzaki) 2018年11月8日 [詳しくはこちら→]我々はどこかで、「努力は無条件で尊い」から「適切でない努力をするべきではない」に思考を切り替えないといけない: 不倒城 「適切でない努力には意味がない」という現実は確かにあって、とりわけ大学受験は、適

    現代人にインストールされた「適切な努力をすべし」という規範意識 - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2018/11/08
    “日常生活のなかに無駄な努力や「あそび」を組み込んでおいて、あまりにも真っ直ぐに適切さを追いかけ過ぎないこと。”
  • バリューを捏造するインフルエンサーは要らない - シロクマの屑籠

    ワインの帝王ロバート・パーカー 作者: エリンマッコイ,Elin McCoy,立花峰夫,立花洋太出版社/メーカー: 白水社発売日: 2006/11メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る ロバート・パーカーというワイン評論家をご存知だろうか。 彼の名は世界じゅうに知れわたり、彼がワインをどう評価するのか、ワイン愛好家は知りたがっている。ボルドーやカリフォルニアの高級ワインを買う際に、“パーカーポイント”を参考にする人は少なくないだろう。 と同時に、パーカーはワインのバリューを掘り起こす人でもある。 彼が高得点をつけたワインは、値段が高くなることが多い。もともと高級で有名なワインに限った話ではなく、無名なワインをパーカーが高く評価すると、一躍、ワインが認められて値上がりすることもある。 ロバート・パーカーという人は、ワインを品定めする人であると同時に、ワインのバリューを作り出

    バリューを捏造するインフルエンサーは要らない - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2017/09/15
    “(注:ワイン評論家の)ロバート・パーカーには定見があると言える。評価がブレないからこそ、その人ならではの偏りがあったとしても信頼できる。”
  • 戦略的に知名度を稼いでいるアカウントも、自分の承認欲求を無視してはいけない - シロクマの屑籠

    若いの、そこは私達が十年以上前に通った道だ - シロクマの屑籠 では、君が失敗したら思いっきり笑ってさしあげようぞ。 - シロクマの屑籠 去年、インターネットでたくさんの人から注目を浴びてキラキラしようとしていた二十代の皆さん、お元気ですかー? 上記の記事で言及した若人のブログは、残念ながら更新が止まってしまったようです。ですが、ブログは辞めても、世間のどこかで人生を大切に耕していらっしゃることをお祈りします。 でも、ブログをやめて正解だったのかもしれませんね。 インターネット上でPVを稼いで、たとえばアルファブロガーとか、アルファツイッタラーとか、インフルエンサーとか煽てられて、単著を出版したりして、果たして、当に人間は幸せになれるものでしょうか? また、たくさんの人から注目を集めても耐えられるだけの“器”だったのでしょうか? いまどきのネットde知名度な人達は、みんな手際が良い 動画

    戦略的に知名度を稼いでいるアカウントも、自分の承認欲求を無視してはいけない - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2017/06/15
    “むしろ、そういった戦略的に頑張っている人達こそ、時々は自分の心の動きを省みて、自分が承認欲求にどれぐらい引っ張られているか、自分の執着がどの方向を向いていて、どれぐらい度し難いものになっているか、定
  • では、君が失敗したら思いっきり笑ってさしあげようぞ。 - シロクマの屑籠

    www.ishidanohanashi.com 「決まりきったレールには乗りたくない」 「“普通”のサラリーマンにはなりたくない」 いやいや! 若々しい、潤いに満ちた表現ですね! 最近の若い人には少なくなりましたが、90年代の、まだバブルの残り香が残っていた頃には、あなたのような事を言ってわけのわからない人生選択をする人がたくさんいたんですよ。「私が私であるために」「他の連中とは違った自分であるために」みたいな気分が、社会全体にフワーンと漂っていたのでした。 でも、歳月が流れて、みんな生活に余裕がなくなって、“普通”のサラリーマンがつまらない職種から理想の職種になっちゃって、「決まりきったレールには乗りたくない」なんて言う人は少なくなってしまいました。 それはさておき。 あなたのブログ記事を通読して、「これは当に自分で選択した人生なんだろうか?」と首を傾げました。 ブログの文中、あなたは

    では、君が失敗したら思いっきり笑ってさしあげようぞ。 - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2017/06/15
    ““同じような恰好のサラリーマン”はたくさんいるけれども“同じような中身のサラリーマン”って、実はそんなにいないんじゃないでしょうか。”
  • コピーのはびこるインターネットで、個人ブログにできること - シロクマの屑籠

    DeNAがヘルスケア絡みのキュレーションメディア商売で大炎上(山一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース WELQの面接で落とされ、その後WELQが炎上して、思うところ グーグルの世界では「コンテンツイズキング」ではなく「コンテンツイズプア」である - P系リンク乞スペシャル 切込隊長の凋落は「個人メディア」だったネットの終りを象徴している 先月末から今月にかけて、インターネット上に無断コピーが出回る話とか、インターネットではコンテンツがプアだとか、関連のありそうな話題が立て続けに出回って、四番目の記事のような「個人メディアとしてのネットの終焉」って意見も出てきて、興味深く眺めていた。 何か書きたいけれどもブログ記事として綺麗にまとめられそうになかったので敬遠していたが、それでも書きたくなったので、まとめるのを放棄してとりとめなく書き連ねてみる。 秒速でコピーされる環境が最高な人もい

    コピーのはびこるインターネットで、個人ブログにできること - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2016/12/10
    "インターネットの大河のなかで、個人的なものでありたい" 「インターネットで利益を上げる」 「ブログ飯」を、まともにやるのは僕はしんどい と思う(否定はしないけど)。小遣いを稼ぐ程度が一番楽しい。
  • ブログが書けない時は無理して書くな、それでも書きたいなら他人に「絡め」 - シロクマの屑籠

    ブログを書けないときの「症状」と「対策」 - ビジョンミッション成長ブログ リンク先、読みました。「ブログが書けない時の対策」ってやつですね。 私も「ブログが書けない時の対策」については何度も考えました。私は月に6~15回ほどのペースでブログを更新していますが、実際には、ぜんぜんブログが書けない月もあります。定期的に更新しているようにみえるのは、「書ける時に下書きをたくさん完成させてストックしておく」「ストックのなかから、時事のタイミング的に好ましいものを微修正して公開する」をやっているからです。 「ブログが書けない時の対策」を考えるより、「ブログが書ける時に下書きをストックしておく」「下書きの手前ぐらいのアイデアを大量生産しておく」ほうが良い人もいると思うんですよ。 コツコツとブログ記事を書き進めるタイプの、淡々としたブロガーなら、「ブログが書けない時の対策」を正攻法で実行するのはアリだ

    ブログが書けない時は無理して書くな、それでも書きたいなら他人に「絡め」 - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2016/08/04
    "面白いブログを書くための第一の秘訣は、ブロガー自身が面白いコンディションを保つことです。ブログが書けない時は、外で面白さをチャージしましょうよ、絶対そのほうがブログが楽しくなるし、長続きもする"
  • 「自由=都会で働いて自立して生きる」じゃない - シロクマの屑籠

    少し前、ネット上で「高学歴の女性が専業主婦になるのはもったいないか否か」「当にもったいない生き方とは何なのか」が話題になっていて、たくさんのネットユーザーがコメントしていて面白かった。ネットの話題はいつもそうだが、こういう時に、学力・女性の生き方・専業主婦といったものに対するいろんな価値観が浮かび上がってきて、世間の温度を類推するちょっとした手がかりにはなる。 それはさておき。 現代社会のテンプレート的な価値観として、「自立した女性は素晴らしい」がある。 これそのものは、なんら問題の無い、良い価値観だろう。男性においても同様だ。 しかし、「自立した女性は素晴らしいが、自立していない女性は駄目である」「金銭収入を異性に委ねた人生は悪い人生」になると、一つの生き方を認めても別の生き方は認めないことになるし、「自立できる能力を持った女性が自立した人生を過ごさないのはもったいない」まで行くと、甚

    「自由=都会で働いて自立して生きる」じゃない - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2016/06/03
    「自由な生き方」の不自由さについて。 "だが、そうした生き方や働き方が義務感を帯びるようになるならば、それはそれで価値観の奴隷であり、メタレベルでは不自由な生き方と言わざるを得ない。"
  • 「面白さに頼らない」ブログ運営の技術、侮りがたし - シロクマの屑籠

    mubou.seesaa.net リンク先のしんざきさんの記事、個人的なブログを愛好している私には痛快でした。 そのことを踏まえたうえで、ディベートごっこといいますか、あえてしんざきさんや私自身に対する反論めいた文章を書いたらどうなるかな? と思い立ったので、量産型はてなブログと、その方法論を編み出した人達を持ち上げるような視点をぶつけてみます。 ブログとブロガーにとって肝心なのはブロガー自身の面白さ、という感覚に私は賛同します。と同時に、「だけど、文芸技術にも経験にも恵まれず、着想貧しく、独創性も欠いた面白くない奴が書いた日記ってぜんぜん面白くないよね」というのも事実です。 「その人にしか書けないこと」が読めるのがブログであって欲しい: 不倒城[web] この「俺にしか書けない」ことが判で押した記事より面白いことも滅多にないという事情が量産型記事乱造の正体だよな…2016/05/26 1

    「面白さに頼らない」ブログ運営の技術、侮りがたし - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2016/05/27
    僕が暗黙に思っていたことを、シロクマ先生が言葉にしてくれました。テクニックとしての文書術は、アートとしての面白さを保証しない。論文や実用文などを除けば、アートのない文章は人に響かないと思う。
  • 現代アイドルが売る「商品」とは何か・あるいは私達は - シロクマの屑籠

    www.msn.com 痛ましい事件があった。これについて、アイドルとして活躍している方のtogetterを発見し、読みながら色々なことを考えた。 togetter.com 「アイドルの“なかのひと”は生身の人間だが、アイドルは生身の自分自身を売っているのではなく、キャラクターを売っているのだ。ファンはそのことをキチンと心得て、売られているキャラクターを愛好することはあっても、生身の人間を好きにして良いわけではない」。 正論というほかない。アイドルは「商品」を提供しているのであって、それ以上でもそれ以下でもない。そこをファンが勘違いし、商品以上の関係を要求するのは間違っている、というのはそのとおりだと思う。 アイドルに恋心を抱いたり、あまつさえ「自分のものにしたい」などと思ったりするのは、商品と商品提供者の違いをわきまえない低リテラシーなファンである。大抵のアイドルファンはそのような低リテ

    現代アイドルが売る「商品」とは何か・あるいは私達は - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2016/05/23
    "親近感を帯びたキャラクターを売ってカネにする一方で、「あなたは私を友達や恋人と勘違いしてはいけません」と線を引くのは、契約社会の論理には適っていても、心理的には矛盾している"
  • 「社会に通用する奴」は多様化しなかった - シロクマの屑籠

    「そんなんで、社会で通用すると思っているのか!」 通勤途中、ガソリンスタンドなどで朝礼をやっているのを見かけるたび、私はこの言葉を思い出す。滑舌の良い声で社訓らしきものを読み上げる二十代の社員達。営業時間にはキビキビと動き、表情も明るく、「ありがとうございましたー!」という声も淀みない。 就活スーツを着た大学生達も「そんなんで、社会で通用すると思っているのか!」を思い出させる。皆、同じような恰好をして、茶髪で就活する者など滅多にいない。20世紀の終わり頃、就職氷河期が叫ばれていた頃の大学生達は、あんなに均一な恰好だったろうか? 金髪、茶髪、(男性の)長髪、いろいろあったではなかったか? 今では「そういう格好では就活では通用しない」と周知されている、ということなんだろうか? よく、「日社会は価値観が多様化した」と言われる。私生活や家族構成は多様化したし、好きな漫画や視聴している番組といった

    「社会に通用する奴」は多様化しなかった - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2016/04/11
    「そんなんで社会に通用するのか!」と喝を入れるような人達は、社会のルールが変わる(外資系企業の買収から資本主義の崩壊まで)ことを想像できないし、実際そうなったら路頭に迷うだろう。
  • ブログ労働者と「ブログでお金を稼ぐこと」 - シロクマの屑籠

    はじめ、ブログには議論があり、情報交換があった。 簡単に文章をアップロードできること。トラックバックを介して議論や情報交換できること。それそのものがブロガーにとってご褒美であり、そうしたご褒美を嗅ぎ付けた人々がブログに集まってきた。だが、それらをご褒美とは感じなかった大半の人々は、書き続けるモチベーションを獲得するには至らなかった。 続いて、ブログには承認欲求が与えられた。 はてなブックマーク、拍手ボタン、「ポチッと応援よろしくお願いします!」。それらはブロガーにとって新しいご褒美となり、そうしたご褒美を嗅ぎ付けた人々がブログに集まってきた。議論や情報交換よりも承認欲求はわかりやすい魅力だったので、今までよりもたくさんの人々がブログを書くようになった。それでも承認欲求ではメシの種にはならないため、無視する人も多かった。 最後に、ブログに金銭が与えられた。 アフィリエイト。アドセンス。金儲け

    ブログ労働者と「ブログでお金を稼ぐこと」 - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2016/03/24
    一つ付け加えると、ブログで稼ぐことを一種の「マネーゲーム」のように捉える人もいる。デイトレーダーのように、人々を煽り炎上させることで、収入額という数字をいかに高めるか、というゲーム。
  • はてなブックマークは安全な観客席じゃない。“戦場”なんですよ? - シロクマの屑籠

    先日、何気なくはてなブックマークを眺めていたら以下のようなコメントを発見しました。 id:hi_kmd こういうの見ていると体験型演劇の観客になっているかのような感じがする。すぐ隣でブコメ書いていた人が次のシーンのスポットを浴びていたりするような……。 はじめまして。シロクマと申します。 あなたのはてなブックマークコメントにピン!と来たので言及します。 「体験型演劇の観客」とhi_kmdさんは仰いました。そのとおりですね。はてなダイアリーやはてなブログを中心として周囲をtwitterはてなブックマークで取り囲んだインターネット桟敷には、当に安全な観客席は存在しません。 ほら、こうやって私はブックマーカーたるあなたのご見解をブログに引っ張り込んできているわけですよ。 たぶんあなたは、この何気ないブックマークコメントがブログで言及されるとは思っていなかったのではないでしょうか。誰かからの言

    はてなブックマークは安全な観客席じゃない。“戦場”なんですよ? - シロクマの屑籠
    sky-y
    sky-y 2015/10/28
    むしろ鍵無しオープンで自分のリア友とつるんでる中高生ツイッタラーの方に、はてブをTwitterに置換してこの記事を見せてやりたい。
  • “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠

    コンサルの面接で「74冊読みました」と言ったら「それは何がすごいの?」と返された - ミームの死骸を待ちながら リンク先の記事はコンサルタントの採用面接の体験談らしいが、巧い質問する面接官だなーと舌を巻いた。もし自分が面接官になったら、こういう意味深な質問を繰り出したいものだ。 就職面接であれ、受験面接であれ、面接官は限られた時間のなかで、対象者が合格に値する人物なのかをスクリーニングしなければならない。“モノになりそうな奴”を合格させ、“使えそうにない奴”を足切りするという重大な作業にかかわらず、与えられる時間はたった数十分。しかも、面接官に少しでも良い印象を与えるべく、対象者はなにがしかの嘘や誇張を交えてくるという前提で面接しなければならない*1。 このため、面接官がそれなりの信頼度でチェックできる情報というのは、意外と限られているし、そういう情報は「対象者が言葉に出して喋った内容その

    “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠
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