新たなセキュリティーソフトの開発に加わった神戸大の小沢誠一教授。テレビの画面はソフトのサイト=神戸市灘区六甲台町 サイトを閲覧しただけでウイルスに感染する「ウェブ媒介型サイバー攻撃」の被害を防ごうと、神戸大などでつくる研究グループがパソコン(PC)向けのセキュリティーソフトを開発し、無償で利用できる実証実験を始めた。危険性の高いサイトへの接続をブロックするだけでなく、新たな悪性サイトを発見すれば自動的にブラックリスト化し、最新の攻撃に備える。リストは利用者が多いほど充実するといい、実験への参加を呼び掛けている。(田中陽一) 2016年から神戸大や岡山大、KDDI総合研究所など7機関が合同で取り組む「WarpDrive(ワープドライブ)」プロジェクト。SFアニメ「攻殻機動隊S.A.C.」に登場し、電脳空間で情報収集や危険な状況を察知するキャラクター「タチコマ」にちなみ、ソフトは「タチコマ・セ
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