8月28日、フランスのカズヌーブ内相は、イスラム教徒女性向けの全身を覆う水着「ブルキニ」の着用を国内で禁止することは違憲かつ無効であり、法制化されれば取り返しのつかない緊張をもたらすとの考えを示した。写真は27日、ブルキニを着て海水浴を楽しむ女性。マルセーユで撮影(2016年 ロイター) [パリ 28日 ロイター] - フランスのカズヌーブ内相は28日、ラクロワ紙とのインタビューで、イスラム教徒女性向けの全身を覆う水着「ブルキニ」の着用を国内で禁止することは違憲かつ無効であり、法制化されれば取り返しのつかない緊張をもたらすとの考えを示した。 フランスの最高裁にあたる国務院は26日、仏沿海のリゾート地の自治体ヴィルヌーヴ・ルベによるブルキニ着用禁止を凍結する決定を下した。この決定は、同じようにブルキニ着用を禁止している他の自治体にも影響を及ぼす判例になる可能性がある。
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