中国では、28日、旧正月の春節を迎えるのに合わせて、27日から7連休が始まり、日本にも多くの中国人の旅行者が訪れると見られますが、「爆買い」と言われる消費は減少傾向で、観光や食事などを重視する人が多くなると見られています。 日本行きの便はほぼ満席で搭乗カウンターの前には大勢の人の姿が見られました。 日本を訪れる中国人は去年、前の年より30%近く多い637万人に上って増加傾向が続いていて、上海の日本総領事館では、ことしの春節に合わせたビザの発給件数も、去年を上回ったということです。 一方、中国人の「爆買い」と言われる消費は減少傾向で、観光庁によりますと、1人当たりの平均の消費額は、去年、前の年より18.4%減ったということです。 これについて旅行業界では、為替の変動や中国政府が高額商品などを持ち込む際の税率を引き上げたことに加え、日本を複数回訪れる中で買い物より観光や食事などを重視する人が増