河野太郎外相は20日の閣議後会見で、韓国軍海兵隊が日韓が領有権を争う竹島などを防衛する司令部と守備隊の創設を計画していることについて、緊迫する北朝鮮情勢を念頭に「日米韓3カ国が未来志向で関係性を強めていかなければいけないときに、それに逆行する」と述べ、強く反発した。 日本政府は、韓国軍海兵隊が韓国の国会議員に計画を報告したことを受け、19日にソウルの大使館ルートで韓国側に強く抗議した。 河野氏は竹島をめぐる韓国側の動きについて「全く受け入れられない」と批判。「(北朝鮮が軍事的挑発を繰り返す)この事態にあって、日米韓の連携を強めていきたい」と述べた。