この日の会場は海を一望できる絶好のロケーションで、ステージには赤い靴やイカリといったこの土地ならではのモチーフを取り入れたバックドロップが飾られた。スピッツはひさびさの野外ライブとなる本公演のために、これまでに発表した計14枚のオリジナルアルバムからまんべんなく選曲したセットリストを用意。赤レンガに集まった幅広い年齢層のファンを楽しませた。 開演を待ちきれない観客がその思いをハンドクラップで表現し始めた頃、ステージへ向かうメンバーを追った映像が舞台両脇の巨大ビジョンに映る。彼らは意気揚々と客前に姿を現して大歓声を浴びると、すぐさま1曲目「恋のうた」を演奏した。草野マサムネ(Vo, G)はシェイカーを振りながら涼やかな歌声を響かせ、夕暮れの横浜にゆったりとした空気を作り出していく。続く「涙がキラリ☆」では三輪テツヤ(G)と田村明浩(B)が観客を煽るようなアクションを見せ、「みそか」では心躍ら
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