『地方創生』は結局インチキじゃないか?: やまもといちろうBLOG(ブログ) リンク先の主旨には賛成だ。「地方創生」とは言うけれども、助成金をただばらまくだけではまずかろうし、廃村が免れないエリアと中核都市然としたエリアを一緒くたに論じられるわけがない。少子化問題に限らず、地方にテコ入れをやるとしたら相応のメリハリは必要だろう。 そんな話はさておいて、私がぼんやりと思ったのは「地方の出生率は頭打ちだろうから、東京(や大都市圏)の出生率をあげてくれよ」という事だった。総務省統計局の未婚率についての統計をみると、25〜39歳の未婚率は首都圏や近畿大都市圏で低いので、婚姻率が高くなれば出生率も改善しそうにみえる。だが、首都圏(あるいは他の大都市圏)で結婚し、子どもをもうける決断をするのはなかなか大変だ。 私は田舎者なので、特に“おのぼりさん”が結婚して子どもをもうける難しさに思いを馳せたくなる。