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寝起きでうつらうつら考えていて思ったこと。メモ代わりに書く。起業家にとってなにが大事か。まあ、ぼくは起業推進反対派なんだけれども。なんで起業してはいけないかの大きな理由のひとつに、起業はそのひとの人格を破壊する、と思っていることがある。端的にいうと、起業すると人間としてイヤなやつになる、ということだ。まあ、もちろん例外はあるけど、かなりの確率で性格が悪くなる。これは別に起業家を非難しているわけではなく、起業というものの構造的な問題だ。 お人好しな人間は疑い深くなるし、プライド高いひとはプライドがねじまがる。自信あふれた人間は卑屈になる。さわやかな人間が卑しくなる。他人に対してあふれていた善意はどこかに消えてしまう。 これは起業という行動がもたらす環境に適応した結果であって、起業家そのものには責はない。起業ってそういうものだもん。他人を疑うのが仕事になる。競争相手とだけ戦えばいいというもので
2013年10月7日と8日に行われているベンチャー企業経営者向けのイベント「B Dash Camp 2013 Fall in Osaka」に、任天堂の岩田聡代表取締役社長が登壇した(写真1)。 岩田社長は冒頭、「任天堂は、皆さんの価値観からすると“古くて堅い会社”かもしれないが、歴史上は次々とチャレンジし続け、たくさんの失敗をし、時々小さな成功をして、その結果、家庭用ゲーム市場に出会って、プラットフォームビジネスとしてに世界市場に広げる幸運を得た会社だ」と、来場者と同じような立場にある会社だと語った。 続いて、先日亡くなった前社長の山内溥氏の座右の銘「失意泰然、得意冷然」を紹介。「うまくいかなくても思い悩まない、絶頂でも浮かれない」というのが、任天堂の歴史そのものを体現している言葉だとした。山内前社長に教わったこととして「自分たちは知らないものを作るのだから、市場調査は無意味」、「とにかく
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