タグ

ブックマーク / kanata.medium.com (2)

  • この儚い幻想世界にせめて紫苑の花束を

    Special Thanks: イワシクラスタのみんな はじめにデナムの歯磨──野のユリは労せず。紡がざるなり…… — レイ・ブラッドベリ「華氏451度」第2部 現代は速すぎる。何もかもが超スピードで「消費」され、あらゆるものが記憶の彼方に去っていく。去年話題になったことをどれほどの人が覚えているだろう。先月は。先週は。ともすれば昨日バズった内容さえ思い出せない。少なくとも僕は最近ずっとそんな感じだ。 暗号通貨、機械学習、XRといった新しい技術に興味を惹かれているうちに、道徳や倫理のような「あたりまえ」がすさまじい速度で書き換わっていく。これらの変化にすべてついていけている人は果たして存在するのだろうか。 テクノロジーは世界のサイズを小さくした。それ自体はいいことだ。インターネットがもたらした最大の恩恵は、概念の伝達速度を桁違いに引き上げたことだろう。長時間労働が悪だというのはもはや「あた

    この儚い幻想世界にせめて紫苑の花束を
  • VRChat それは満天の星空のように

    VRChatを始めてからもうすぐ1年になるので、ここで自分のプレイ経歴をまとめつつ、その過程でVRChat歴史を編纂してみたいと思う。 English Version 出会いプログラマとしてIT業界の末席を汚す身であるからにはVRくらいは体験しておかないと、という考えからViveを購入したのが去年の6月。最初にいろいろ試したゲームの中にVRChatも入っていた。 このころはまったく人がおらず、オンラインユーザー数は常に10~20人くらい。ワールドの数も少なく、しかもみんなHub(ログイン直後のワールド)から動かないので、実質、Hubでダベるだけのゲームでしかなかった。 この時点でコンスタントにプレイしていた人たちは、もともとUnityや3Dモデリングをやっていて、このゲームの可能性にすでに気づいていた人たちだったのだと思う。少なくとも僕のような畑違いの人間にはこの時点ではVRChatのお

    VRChat それは満天の星空のように
  • 1