非常に高いバリュエーションに見合う経営を維持しなければならないというプレッシャーに晒される一方で、顧客の多くは景気後退が迫るなかで支出を削減しようとしているからだ。 内部事情に詳しい関係者によると、こうした状況ではまず中小規模の会社や新規参入の会社のツールが解約され、大手企業の「スイート(パッケージ化されたソフトウェア)」製品のほうが有利になる傾向にあるという。 新規参入企業はここのところレイオフを行っているところもあり、業績が思うように伸びないと買収されるリスクもある。となれば、なおさら大手のほうが有利だ。 市場調査会社の451 Research(451リサーチ)のアナリスト、クリス・マーシュ(Chris Marsh)はInsiderの取材に対して次のように指摘する。 「ソフトウェアを契約する側の企業としては、どのプラットフォームが今後主流になり、そこでどういったアプリケーションが使われ
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