アップルがWWDC 2020で発表した新「マップ」。左から提携したガイドサービスによる情報、2020年秋予定の360度見まわせる日本の「Look Around」、道の勾配や混雑の状況、経路に階段があるかなどを考慮した「自転車の経路案内」 我々がスマホを使う上で、地図サービスは基盤といえるものだ。過去にはシンプルに地図や衛星写真を表示し、住所に基づいて場所を検索するものだった。しかし現在、地図サービスは高度化・多機能化へと進んでいる。その結果として、地図サービス・プラットフォーマーによるデータ整備が進んでいる。Googleマップとアップルの「マップ」はその代表例だ。だが、アプローチは真逆ではないか、と思っている。 以下は筆者の想像を含む話なので、その点をご留意いただきたい。だが、そこまで外れていない、と考えている。各社がなにを行おうとしているのか、その方針はどう違うのかを知ることは、さまざま
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