ウクライナ東部の要衝マリウポリで、ロシア軍が包囲し、ウクライナ側に投降を迫っていた製鉄所について、ウクライナ軍は戦闘任務を終了したと明らかにしました。 多くの兵士らが親ロシア派が支配する町などに移送されたということで、マリウポリの攻防戦は大きな節目を迎えています。 ウクライナでは、ロシア軍が掌握を目指す東部で激しい攻防が続いていて、要衝のマリウポリのアゾフスターリ製鉄所では、ロシア軍が包囲し、繰り返し投降を迫る中、ウクライナの部隊の抵抗が続いていました。 こうした中、ウクライナ軍の参謀本部は日本時間の17日朝、製鉄所にとどまっていた部隊の戦闘任務が終了したと明らかにしました。 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、新たな動画を公開し、製鉄所について「マリウポリの兵士たちを救うための作戦がはじまった」と明らかにしました。 そのうえで「兵士の中には重傷を負っている者もいる。英雄たちが生きるこ