アクセンチュアは2017年9月13日、全世界の消費者動向についての独自調査「Global Consumer Pulse Research」の国内向け分析結果を発表した。同社の百瀬亮輔戦略コンサルティング本部シニア・マネジャーは「日本の消費者の“無関心化”が進んでいる。他の先進国は無関心化に歯止めがかかりつつあるのに、日本だけ加速している状況だ」と述べた。アクセンチュアは、製品・サービスについて購入前によく検討しない消費者が増えている傾向を「無関心化」と呼んでいる。 今回の調査を回答者の国別で分析すると、先進国のなかで日本だけ「製品・サービスについて購入前によく検討しない」と答えた割合が前回調査(2016年発表)よりも増えた。前回の割合が62%だったのに対して今回は67%だった。一方、他の先進国(フランス、ドイツ、米国、英国)はいずれも前回調査より減少した。
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