「過ぎたるは及ばざるがごとし」とは言いますが、「この辺でいいかな?」と、とりあえず提出してみると「こんなんじゃダメ!」と叱られ、完璧を目指して、じっくり取り組んでいると「そこまでやらなくていいよ」と、これまたダメ出し...。結局、何をどこまでやればいいのか? そのさじ加減は、意外に難しいものですね。こちらでは、このテーマについて採り上げてみたいと思います。 ■「完璧」 vs. 「十分」 完璧を追求することは必ずしも悪いことではありません。むしろ、素晴らしい成果をもたらすことも多くあります。一方で、「ここまで達成していれば十分」というレベルがあることも事実。常に完璧でなければ気がすまない「完璧主義者」にとって、「十分なレベルを満たしていればよい」という感覚は、なかなか理解しがたいかもしれませんが、時間は無限にあるわけではありません。完璧を追求しすぎるあまり、効率性がそがれたり、プロジェクトや