日本テレビは4日、同局系「news every.」(月~金曜後3・50)内で、ジャニーズ事務所に関しての社内調査の結果を報告した。 【写真】ジャニーズ所属タレントの広告起用をしている主な企業、団体 故ジャニー喜多川元社長による性加害については、被害が拡大した背景に“メディアの沈黙”があったことが指摘されている。日本テレビでは(1)週刊文春のジャニー喜多川氏の「セクハラ」キャンペーン報道と一連の裁判の同局の伝え方、(2)ジャニーズ事務所と日本テレビの関わり、(3)BBC報道以降の同局の対応――について検証し、過去20年以上さかのぼり、各部署の幹部や番組担当者、報道局の記者らにヒアリングを行ったという。 (1)の裁判について、同局は「ジャニーズ事務所への忖度や事務所からの圧力は確認できず」としたものの、「週刊誌のゴシップと軽く捉えていた」「男性への性加害全般に対する問題意識が低かった」と説明。