オリンパスの闇・番外編 オリンパスは、本日もストップ高(100円高)の640円となり、6800万株近い買い注文を残しています。 オリンパスについては海外の捜査機関と報道機関が先行したため、いつもの経済事件のように「当局」から(当局の都合の良い)情報があまり入らないため、各マスコミが懸命に独自取材をしています。 最近はようやく「当局」からと思える情報に基づく報道が多くなったのですが、独自取材と思われる記事の中に「気になる」ものがありますので、3つほどご紹介します。 まず1番目は、「オリンパス本体の預金や有価証券を、ピークで1300億円も水増し計上する形でつじつまを合わせていた」という記事です。 実は、私がどうしても解けなかった疑問がありました。それは、オリンパスが損失をどのような形で「飛ばし」ていても、その最初の資金がオリンパス本体から出ている以上、必ずオリンパスの決算書の資産に何か「ないは