ウェブサイトでよく目にするバナー広告が、オンラインバンキング詐欺ツールや、ファイルを勝手に暗号化するランサムウェア感染の原因になっている。バナー広告を表示しだけで感染するもので、対策には普段使っているソフトを最新化する必要がある。(ITジャーナリスト・三上洋) 50秒で感染→ランサムウェアで暗号化・脅迫 この連載・サイバー護身術でも、繰り返し取り上げているウェブサイトの不正広告問題について、セキュリティー大手・トレンドマイクロが3日に記者向けセミナーを開催した。 冒頭に衝撃的なデモンストレーションが行われた。トレンドマイクロが用意した環境で、実際に不正広告がどのように動くかを見せる動画デモだ。 ★不正広告のデモンストレーション 1:ニュースサイト(トレンドマイクロが用意した仮想のもの)をブラウザーで表示。上と右にバナー広告が出ている 2:何もしていないのに、わずか50秒後にウイルス感染 3
ここ最近、アドビ・システムズが提供している「Adobe Flash Player」において、脆弱性が立て続けに発覚している。情報処理機構(IPA)は7月13日時点で、アドビより修正プログラムが提供されていないとして、Flash Playerをアンインストールまたは無効化することを勧めている。そこで、各種ブラウザでFlash Playerを無効にする方法を紹介しよう。 Internet ExplorerでFlash Playerを無効にする方法 歯車マークのアイコンをクリックし、[インターネットオプション]を選択する。[プログラム]のタブから、[アドオンの管理]をクリックする。すると、[アドオンの表示と管理]の画面が表示されるので、表示のプルダウンから[すべてのアドオン]を選択する。表示されたアドオンから「Shockwave Flash Object」を選択し、無効にする。
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