Microsoftがクラウドプラットフォームで最大のセールスポイントとしているのは、開発者が「.NET」や「Visual Studio」をはじめ、すでに知っているプログラミングツールを使って「Azure」アプリケーションを開発できることだ。 しかし、それだけではない。Microsoftの研究者らは現在、次世代のクラウドプログラミングモデルと関連ツールの開発に取り組んでいる。わたしが毎月更新しているMicrosoftの開発コード名リストに目を通したことがある読者ならお気づきだろうが、クラウドプログラミングモデルのプロジェクトといわれる「Orleans」だ。Orleansの概要や目指す方向性について、つい先日新しい情報を得たのでここで紹介したい。 Orleansという開発コード名を知ったきっかけは、クラウド専門家でブロガーのRojer Jennings氏の記事だ。Jennings氏は2009年
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